ピンクサファイアのバンドの現在は、病魔に蝕まれる仲間のために再結成【PINK SAPPHIREメンバー】

ピンクサファイアは、いか天出身から出てきた女性だけのロックバンドだ。

ピンクサファイヤの現在の再結成の理由は、塚田彩子と鈴木孝子をきっかけにしためちゃくちゃいい話だった。

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ピンクサファイアはこんなバンド:いか天出身女性ロックバンド【PINK SAPPHIRE】

○いか天で敗北したピンクサファイア
ピンクサファイアは、バンドブームを生んだ深夜番組【三宅裕司のいかすバンド天国】出身のロックバンドだ。しかし、競った出演バンドにはジッタリンジンら有名バンドがおり、勝利したのはジッタリンジン。ピンクサファイアは敗れている。

○ピンクサファイアに白羽の矢が立つ
しかし、ピンクサファイアは女性だけのロックバンドであり、番組に出演できるだけのポテンシャルも持っていた。さらにくわえて、当時の音楽業界では女性ロックバンドのトップ【PRINCESS PRINCESS】の後釜を探している最中だった。

そこで、ポストプリプリとして注目を受けたのが、PINK SAPPHIREである。

大きな期待を受けているだけに、デビュー曲の【P.S. I LOVE YOU】は、フジテレビドラマ【キモチいい恋したい!!】主題歌に採用されている

その後、1994年にボーカルの塚田彩子(当時25才)が結婚して、代わりのボーカルを迎えて活動を継続していたものの、限界を感じたのか1995年に活動を完全に休止している。

【バンド】ピンクサファイアの現在:再結成の経緯が、タダの良い話過ぎる

○ボーカル塚田彩子、19年間メンバーの誰とも会わず
ピンクサファイアの活動休止のきっかけとなった塚田彩子は、結婚して以降、家族を優先して歌手として復帰する予定も全くなかったので、メンバーとの交流の機会もなく、いつの間にか19年間経っていた。元メンバーと1度も会わなかったことで、罪悪感のようなものも芽生えてきて、メンバーにあわす顔がないとも思うようになっていた

○元メンバーを元気づけたい
もうメンバーとは二度と会うことはないだろう、そう思っていた塚田彩子に、ファンからの1通のメールが届く。
そのメールには、ギターの鈴木孝子が乳がんになったことが書かれており、闘病生活を送って大きな手術設けたことを知った、鈴木孝子の現状を知った塚田彩子は、元気づけるために何かをしたいと思うようになり、メンバー全員と連絡を取った。

○ピンクサファイア17年ぶりの再会
2010年、活動休止から17年振りに、ピンクサファイアのメンバー4人が一堂に会した。しかしこの時には、昔を懐かしむ話ばかりで、メンバーの誰も再結成することになるとは思っていなかった。

○ピンクサファイア20年振りの再結成へ
久しぶりに会ったことでメンバーの交流は深まり、互いに連絡を取るようになった。そんなある日、ギター鈴木孝子のライブに、塚田彩子を招待したときがあった。2人は20年振りに同じライブに出場、ライブには出演していなかったものの観客として他のメンバーも来ていて、打ち上げには4人全員が揃っていた。

その打ち上げで、ピンクサファイアの再結成が決まることになる。
鈴木孝子の旦那が、1度だけでいいからピンクサファイアとして活動している姿を見てみたいとお願いしてきたのだ。歌の練習など全くしていない塚田彩子は不安な気持ちもあったが、ピンクサファイアの活動という大きな目標があれば、大病と戦って先行き不安な鈴木孝子の助けにもなるんじゃないかと考えて、了承している。2013年のからのピンクサファイア再結成は、メンバーや家族の絆が成しとげたものなわけですね

【バンド】ピンクサファイアの現在【塚田彩子】

2014年に再結成してから3年ほどは、不定期ながらコンスタントに活動を再開、2019年に全80曲のコンプリートボックスを発売、そして2023年にラストライブを行って、活動停止となった。

塚田彩子は1969/7/28生まれで、現在は55歳である。

ラストライブは大勢のファンが駆け付ける大成功に終わっている。

歌手
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