霧矢大夢の現在【結婚相手、宝塚時代のエピソード、病気、実家】

霧矢大夢さんは、首席で入団を果たして、宝塚時代はひたすらにエリート街道を走り切った元タカラジェンヌになります。途中、病気でダウンしたこともありましたが、復帰後は3番手2番手トップスターと順調に上り詰めており、元タカラジェンヌの中でもかなり長期間在籍していました。霧矢大夢さんは現在結婚しているのか、宝塚時代のエピソードや相手役との話、実家の話等も軽く紹介していきます。

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霧矢大夢の宝塚時代:首席の新人として主演大抜擢:病気を乗り越えて、実力でトップスターにまでのぼりつめた努力家【エピソード】

霧矢大夢さんの宝塚時代は、ひたすらエリート街道を歩みながらも、かなり苦労もされた元タカラジェンヌです。

霧矢大夢さんの経歴やその実力を示す伝説らエピソードを、いかにまとめていきます。

  • 霧矢大夢さんは、80期生の首席として入団を果たしました。「主席はトップスター、トップ娘役になりにくい」というジンクスはあるかもしれませんが、実力を高く評価されていなければ首席にはなれません。幼い頃からクラシックバレエを習っていて、さらに男性パートをよく担当していた経緯もあったことから、タカラジェンヌの男役に必要な資質は、かなり磨かれていたと思われます。さらに容姿に関しても、霧矢大夢さんはハーフなんじゃないかと思われるぐらい目鼻立ちが整っていて、入団時から「これはスターになるだろうな」と思われていました。

霧矢大夢さんの宝塚時代の画像

  • しかし首席入団のエリートな霧矢大夢さんですが、実は1度目の受験では不合格、2度目の試験で合格したという経緯を持っています。
  • 霧矢大夢さんは男役として大きなフリを背負っていました。それは身長です。現在の男役トップスターが全員170センチ以上であることからも、霧矢大夢さんの身長167cmは小柄と言えハンデとなります。それでも霧矢大夢さんは入団してからも歌唱力ダンス演技力のすべてを兼ね備えた実力者として認知されており、研7までの先輩を差し置いて、研3での新人公演初主演に大抜擢を受けます
  • 霧矢大夢さんのメンタルは化け物級です。早すぎる新人公演主役大抜擢は、上下関係の厳しい宝塚ではかなりのプレッシャーを感じると言います。しかし霧矢大夢さんは楽しかったことしか覚えていないとコメントを残しています
  • その後は、数年間は大和悠河がかなり押されるようになった背景もあり中堅役に甘んじていましたが、そこは霧矢大夢さんのタカラジェンヌとしての高いパフォーマンスもあって、劇団からの高い評価もあり、研6と研7も含めて3回の新人公演主演を努めました。
  • この当時の公演によって、「霧矢大夢はいつかトップスターまで上り詰める」と言われるようになりました。霧矢大夢さんの新人公演「ノバ・ボサ・ノバ」でまさかのアドリブを披露、しかもコテコテの関西弁でした。「用心しいやお客さん、今日1回きりやからな!新人公演やからってなめたらあかんで」くわえて、脚本にのっとったパフォーマンスすばらしく、「本役超え」と言って称賛を受けていました。
  • その後の霧矢大夢さんのキャリアは順調でした。中堅以上の役をもらいながら1つ1つ階段をのぼっていた2003年、霧矢大夢さんは「膠原病」という病気の診断を受けてしまいます。「膠原病」とは、臓器の炎症に伴う機能障害です。この病気によって、出演予定だった舞台も降板となってしまい、半年間の休養を余儀なくされます。しかし「膠原病」はストレス性のものです。そのため、霧矢大夢さんにとっても休まざるを得ない物でした。
  • 半年の休養のあと、霧矢大夢さんは舞台復帰を果たします。そして月組3番手に昇格。さらに翌年、瀬奈じゅんさんがトップスターに昇格したタイミングで2番手に昇格。さらに4年後、霧矢大夢さんはついに宝塚の頂点、トップスターへの昇格を果たします。
  • 霧矢大夢さんが宝塚歌劇団に在籍した期間は18年、退団したときは38歳です。一般的に、宝塚歌劇団の退団時期が30歳頃であることから考えても、非常に長期間いたことになりますね。これもひとえに、純粋に実力が評価された結果だと言われています。歴代のトップスターの中でも、屈指の実力者の1人と言えるでしょう。

このように霧矢大夢さんは、途中ストレスで長期離脱をしなければならなかったトラブルもありましたが、絵にかいたような「実力派エリート」として宝塚をのぼり切った元タカラジェンヌです。

霧矢大夢さんを尊敬してやまないタカラジェンヌや宝塚ファンは非常に多いと言います。

霧矢大夢さんの宝塚時代:人気や実力、評価は?【相手役:蒼乃夕妃】

霧矢大夢さんは、トップスター時代、「安心してトップを任せられる年長者」という評価を得ていたようです。

当時の月組のスターたちは若くきらびやかな印象が強かったそうです。たとえばまだトップスターになっていなかった龍真咲さんや明日海りおさんなどです。クールというよりは元気溌剌でフレッシュな演技が目立っていました。(もちろんそれも魅力的ですが)

一方で、霧矢大夢さんは他のスターの方々と比べても、大人な渋いムードを醸し出せる演技力を持っており、「まさしく月組のトップスター。年上のリーダーとしてふさわしい貫禄がある」という印象でした。

相手役の蒼乃夕妃さんは9歳年下で、歌がつたなくダンスが上手なのも、むしろ男役トップスターの霧矢大夢さんの魅力を際立たせるのに相性抜群だったそうです。

ちなみに霧矢大夢さんのパートナー蒼乃夕妃さんは最初、歌唱力を酷評されていましたが、1年足らずに歌唱力問題を解決して、翌年には大きく評価を上げていた努力家でもあります。

霧矢大夢さんのパートナーの蒼乃夕妃

霧矢大夢さんの現在:結婚相手は?【旦那】いまだ結婚していない理由

霧矢大夢さんの生年月日は1974/10/2、年齢は50歳となっています。

こちらは、2024年の公演のときの霧矢大夢さんのコメントの動画です。もう50歳になられたんですが、現在も舞台の最前線で多忙に出演されています。お綺麗ですね。

しかし、霧矢大夢さんは現在でも結婚されていませんし、もちろん事実上の旦那さんもいらっしゃらないようです。

宝塚に所属していた元タカラジェンヌたちは、一般的な女性に比べて結婚率が低い傾向にあります。とくに男役トップスターはその傾向が顕著であり、あるデータでは30%程度だと言われているようです。ちなみに男性の生涯未婚率も30%弱なので、かなり近い数字になります。

当然、宝塚歌劇団は恋愛禁止ではありません。女性が主たるメンバーの社会であり、結婚することへの理解もあるため、禁止にする理由もありません。しかし、そこは女性ばかりの社会であり、男性との食事会を開く機会は有りませんので、現実的には寿退社も稀です。

その傾向が特に強いのが、男役トップスターでしょう。
トップスターになられる方はプロ意識も桁外れにありますし、とにかく尋常じゃないぐらい女性にモテます。そのため在籍中に交際が始まることがまずありません。そもそもトップスターに休みなんてないそうです。とある元トップスターの方はご自身のことを人間ローソンと表現しています。

さらに霧矢大夢さんのように実力も人気も高い人は退団後も、大手有名劇団から引っ張りだこになります。宝塚で獲得した大量のファンを公演に引っ張って来てくれる上に、経験も豊富な即戦力ですから当然でしょう。

結果、霧矢大夢さんの場合は、忙しすぎて、暇になる日すらありません。退団後も現在にいたるまで、舞台の仕事を受け続けています。やはり宝塚で生活をし続けると、ワーカーホリックになるのかもしれません

霧矢大夢さんの現在:退団後の活躍

霧矢大夢さんの退団後を見てみると、あまりにも忙しすぎます。

2012年に退団して、霧矢大夢さんが復帰したのは2013年5月、2か月間講演した舞台「マイ・フェア・レディ」で女優として復帰します。退団した翌年ぐらいはゆっくりしようと思ったのか、2013年の舞台はこの1本です

しかし2014年以降の霧矢大夢さんは毎年2本から4本の舞台に出演するようになります。元タカラジェンヌの方々は退団後とても忙しくなりますが、霧矢大夢さんに関しては特にでしょう。「芝居の月組」というのは一般にも周知されていますし、月組で退団された方々は人並外れて芝居に熱心な人が多いです。そんな月組のトップスターになって18年間活躍した霧矢大夢さんは、舞台女優として活躍し続けました。

50を超えても、何本も舞台に出演している元タカラジェンヌの舞台女優さんはたくさんいらっしゃいますし、結婚されていない霧矢大夢さんはコレからも舞台に出演し続けるものと思われます。

霧矢大夢さんの実家は金持ち?

霧矢大夢さんのご実家については、ほとんど情報がありません

しかし霧矢大夢さんの実家は金持ちなんじゃないかと言われています。

というのは、幼少期からクラシックバレエを習い続けています。月1万円以下で習える教室もたくさんあるようですが、バレエ教室にはお金持ちの娘さんも多いようです。

しかもかなり本格的にやっていたようで、霧矢大夢さんは中学生時代にはすでに「将来はバレエを活かした職業に就きたい!」と強く思っていたようです。そんなときに宝塚と巡り会って、宝塚歌劇団への入団を願うようになります。

ただし、

宝塚
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