マットマートンの現在【阪神・野球】仕事は何?年収は?【今の画像】

バースを知らない人にとって、最強の阪神助っ人外国人は誰だと言われたら、マットマートンだというのは当然だろう。

試合中は激しく、プライベートではベラボーに優しいマットマートン、安打製造機として活躍したマットマートン。一体彼は今何をしているのか?マットマートンの現在を見ていく。

その前に、マットマートンの経歴を軽く振り返っていく

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マットマートンの現在にいたる経歴を軽く振り返る

○若きマットマートン、メジャーで頭角
24歳のマットマートンは、カブスに所属。若きマットマートンは期待のルーキーとなった。
1年目から打率.321を残したのだ。2年目には508打席に出場、レギュラーとして定着し、打率.297を残して定着した。

○マットマートン、墜落
しかし、メジャーは甘くなかった。
マットマートンの勢いはすぐに終わる。4年目には19試合にしか出してもらえなかった。結果も打率は.250。
アスレチックにトレードとなってからもその殆どをマイナーリーグで過ごした。

○マットマートン、運悪く。そして日本へ
ロッキーズに移籍したマットマートンもその多くをマイナーで過ごした。マイナーの成績は.324、12本塁打とメジャーリーグに呼ばれてもおかしくなかったマットマートンは、外野手が皆好調のため、メジャーにあがることはほとんどなかった。

駐米スカウトの有能シーツに声をかけられ、阪神タイガースにやってくる

○マットマートン、超酷評
マットマートンは最初、多くの野球評論家から酷評を受けていた。中堅手の実践経験が皆無だったこと、赤星の後継として比較を受けたこと、フリーバッティングも迫力に欠けたこと、理由はさまざまだ。

マットマートンは、すべてを破壊した。

○マットマートン、神
オープン戦.352、先頭打者本塁打2本を手はじめに、開幕から15試合連続出塁、50年ぶりの来日1年目外国人選手オールスター選出。まさにマットマートンの活躍は烈火のごとくだ。香ばしい匂いが、しそうである。列挙した偉業はまだ前半戦だ

○マットマートン、超神
後半戦を迎えたマットマートンは止まらなかった。
外国人シーズン安打記録175安打を達成、10日後には球団シーズン安打記録191安打を達成、1試合2本以上安打60回超えという球団記録も達成した。そしてシーズンが終わったとき、シーズン最多安打史上1位214安打を達成した

マットマートンの1年目、安打が2試合連続で出なかったのは、たった1回だけだった。その後も安打製造機3割バッターとして阪神タイガースを引っ張り続けてくれたマットマートンである

 

○マットマートンといえば、タックル

こういう激しいこともあった。が、やっぱりファンが多いと得である。「当時はルールがあかんかったね」「勝ちに貪欲なだけだね」ら、擁護が多かった。内田監督のタックルも、ルール範囲内なんだけどね。「変なの」と思ったが、あまり言わないでおこう。ダメだぞ内田!

○マットマートン、ストライクゾーンに対応できず
時間短縮のためにストライクゾーンが広がったことにマットマートンは大きく調子を崩して、打率も.276と大きく落とす結果となった。

○そんなときでも良いやつマットマートン
自身が調子を崩しても、秋山が記録を抜いた2015年にはわざわざ秋山の連絡先を聞いて祝福のメッセージを送ったという、いかにも野球ファンが好きそうなエピソードを持っているマットマートン。ずるい。

○マットマートンの日本での活躍総括
打率.349を筆頭に、6年間の活躍で通算打率は.310。1年調子を崩したとしても、阪神タイガースでの活躍を劇的であり、ずっとプレイしてほしいと思っていたファンも多かった。

○マットマートンの阪神退団理由
調子を崩して打率.276と悪くはないと思える。しかし、マットマートンは、打率+本塁打をそこそこ打てる長打率も評価要素だった。打率3割超えでホームラン15本の長打率5割近い助っ人外国人、それがマットマートンの評価だった。また推定年俸4億5000万ということもあり、だったら別の選手で埋めた方が良いという話になった。

このとき、逆に評価がうなぎのぼりだった選手マウロ・ゴメスも、シーツが連れてきた助っ人外国人なのはなんとも皮肉な話である。

そんなマットマートンは現在何をしているのか。見ていく

マットマートンの現在

○メジャーに復帰も、再びマットマートンは繰り返す
マットマートンは、メジャー復帰後、カブスでマイナー契約をした。

マイナーリーグでは、打率.314と活躍したが、メジャーリーグに呼ばれる機会に恵まれないままシーズンが終了。FAとなってタイガース(メジャーのね)に移籍するも、公式戦にほとんど出ることが出来ず、シーズンがまた終わってしまう。現役を引退するに至った。

○マットマートン、日本に来た

マットマートンは、経験なクリスチャンで、6年間過ごした日本への恩返しを出来たらと考えていたそうな。

そんなとき2018年6月に大阪で地震があって、自分にもなにかできるかと「Fellowship of Christian Athletes」と連絡を取り合い、日本に慈善活動として来日してくれたのだ。

※Fellowship of Christian Athletesとは、スポーツを通して世界中のアスリートらをつないで慈善活動につなげるキリスト系の慈善団体である。マットマートンは日本に居た頃からこの団体と連絡を取り合って、いろいろ慈善活動をやっていた。

○現在のマットマートン
現在、マットマートンは、カブスのフロントオフィスの一員となっている。ベースボール・オペレーション補佐だ。

マットマートンの仕事は、下部育成である。
マイナー球団を回って指導したり、アマチュアのスカウトしたり、野球選手としての知識を十全に活かせる環境で仕事をしているようだ。

アメリカで家族みんなで幸せに暮らしているマットマートン。

現在の年収は不明である。しかし生涯年俸は17億6000万円のマットマートンだし、余裕だろう。当時から奥さんはいたし。

おわり

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