【Aerosmith】エアロスミスのメンバーの現在がw【スティーブンタイラー、娘】】

日本ではアルマゲドンの主題歌を歌ったことで爆発的に知名度を上げたエアロスミスは現在、ボーカルのスティーブンタイラーは依存症で苦しんだり、怪我をして、それによってツアーが中止になったり延期になったり、大変なことになっている。

スポンサーリンク

エアロスミスはこんなバンド:50年以上売れてるとかいう、どうかしちゃってる伝説バンド【アルマゲドン】

エアロスミスと言ったら、日本で言えば、映画【アルバマゲドン】の主題歌を歌っているロックバンドとして知られているのが、最も一般的だ。

しかし世界的に見れば、さまざまな面で伝説になっているバンドとなっている。

1つ目は、1番分かりやすいところでいえば、まずはCDの総売上枚数。
エアロスミスはこれまでに売り上げたレコードおよびCDは、累計1億5000万以上にものぼり歴史上最も売れたアーティストの1組である。

2つ目は、珍しいのは、エアロスミスは1970年から2020年までの6年代において、常に音楽業界のトップシンガーとして活躍していることだ。1970年代、1980年代、1990年代、2000年代、2010年代、2020年代、そのすべてでトップシンガーとして活躍している。現在ではメンバーが70歳を越えているにもかかわらず、第一線に居座っているのは正真正銘ロックのバケモノである。

さらに3つ目は、結成当時と現在では、ほとんどメンバーが変わっていないということだ。
さすがに50年以上活動しているので、一時脱退や離脱はあったものの、1984年以降は現在までの40年以上同じメンバーでやっている。

一方で、意外過ぎる記録も持っている。これほど偉大なロックバンドなエアロスミスで、これだけ長く活動を続けているのだから、全米ビルボードも上位を取りまくっていると思いきや、実は全米ビルボード1位になったのはアルマゲドンの主題歌のたった1曲だけとなっている。しかもその曲は、エアロスミスのほとんどの楽曲の中でも稀有な「他のシンガーソングライターからの提供曲」という皮肉までついている。これまでの歴史で全米ビルボード1位にランクインしたロックバンドは数百いるだろうが、歴史上でもTOP10に入るロックバンドなのに意外すぎる記録である。

では、エアロスミスの現在を見ていく

エアロスミスの現在:50年以上の歴史に幕を。最後のツアーへ

エアロスミスの現在の平均年齢は、74歳程度。おじいちゃんバンドになっている。しかし伝説おじいちゃんバンドであり、50周年記念に彼らが田舎のライブ会場を含めたツアーをやれば、会場が観客であふれかえってその会場の歴代動員数記録を次々と更新していった。

そして2023年5月、ついにフェアウェル・ツアー「Peace Out」を開催することを発表する。フェアウェル・ツアーとは、さよならツアーという意味で、「Peace Out」もGood byeのスラングだ。

このツアーは、スティーヴンタイラーの体調不良やリハビリなどを乗り越えて、ようやく開催されたツアーだった。

しかし2023年スティーヴンタイラーが喉を傷めたことにより2024年分のツアーが延期となる事態にいたっている。

エアロスミスのメンバーの現在:ボーカルのスティーブンタイラーは、鎮痛剤依存になったが解決するも、さらに深刻な事態へ

エアロスミスのボーカル、スティーブンタイラーの年齢は、76歳(1948/3/26)。メンバー最年長。

スティーブンタイラーが薬物によって歌手活動に支障が出る歴史はさかのぼれば40年近くになる。1988年にはリハビリ施設に強制入院させられるなど、鎮痛剤などへの薬物依存によってトラブルが起こっていたのだ。

一方で、2010年代に入って、薬物はもちろんアルコールも摂取せずに、何年もしらふでいることを貫いており、完全に解決したように思えた。しかし2022年、ライブ活動を復帰するための足の手術を受けるために鎮痛剤を使用したところ、再び鎮痛剤依存症を起こしてしまったという。スティーヴンタイラー曰く「僕は依存しやすい性格だ」「気に入ったドラッグを見つけてしまったら、近しい人間やバンドを傷つけるまでやめることができなかった」そのためスティーブンタイラーは自らすすんでリハビリ施設に入って退所した。

そのように紆余曲折有りながらも、2023年ついにスティーブンタイラーは依存症を抑えて、エアロスミスのボーカルとしてフェアウェルツアーを実施することに成功した。しかし75歳の体にツアーは想像を絶するダメージを与えてしまうことになる。

ツアー中、スティーブンタイラーは喉の不調を訴えて、声をうまく出せなくなってしまう。年齢的にも当たり前の話で、じゃあ声を出さないようにしながら安静にしようとなって、念のために病院にも行った。すると、単なる喉の不調ではなく、声帯の損傷はもちろんのこと、喉頭の骨折にまでいたっており長期に渡る治療が必要であることが分かった。

ちなみに、スティーブンタイラーの娘、リヴタイラーと言ったら、「アルマゲドン」「ロードオブザリング」らに出演しているアメリカ屈指の有名女優となっている。

エアロスミスのメンバーの現在:ギターのジョーペリーは、奥さんとずっと仲良し

エアロスミスのボーカル、ジョーペリーの年齢は、74歳(1950/9/10)

1980年代に一時的に脱退して、戻ってきたきっかけとなった奥さんビリーとは現在でも仲睦まじく、ジョーペリーのインスタにたびたびツーショットで登場する。

ちなみにジョーペリー脱退時に、奥さんと出会ってデートしたときには、ギターのジョーペリーのことはおろか、エアロスミスの存在すら知らなかった。しかしエアロスミスを抜けたことを知ると、「良いバンドなのになんで一緒にやってないの?」などと言われ、その流れでまた戻ってバンド活動をやりたくなって、「またやりたいならスティーブンに電話してみれば?」と言われるままに電話をして戻ることになったという。

エアロスミスのメンバーの現在:ドラマーのジョーイクレイマー、めっちゃ可哀相w【復帰に騒動】

エアロスミスのボーカル、ジョーイクレイマーの年齢は、74歳(1950/6/21)

ジョーイクレイマーの現在

ジョーイクレイマーは結成当初からいるメンバーであり、長年ドラマーとしてエアロスミスを支えてきたという経歴を持っている。

しかし、ジョーイクレイマーは、傍から見るとめちゃくちゃ可愛そうな目に会っている。

事が起こったのは2019年だ。2019年4月、ジョーイクレイマーは肩の怪我により一時的にバンドから離脱することが決まった。安静にしていたこともあり、怪我は順調に回復していった。もうすぐラスベガス公演が始まるまえに、もう万全だと考えたジョーイクレイマーはバンドメンバーに連絡を取って、エアロスミスに合流すると、そこで衝撃的なことを言われる。

「君のドラムのレベルを確認したい」「バンドにふさわしいレベルの演奏ができるか証明してほしい」

ジョーイクレイマーは当然困惑した。
過去50年の歴史の中で、エアロスミスのメンバーがケガで脱退したことは何度もあったが、演奏のレベルを確認したことなど1度もなかった。しかしエアロスミスのメンバーはどうしてもと引かずに、結局オーディションを受けることになった。

ジョーイクレイマーは全く納得できなかったが、最終的に首を縦に振った。確認すればいい、ドラムには自信があるし問題ない。そう思っていたのに、結果はなんと不合格。ジョーイクレイマーは屈辱的だとしてエアロスミスを相手取り訴訟まで起こしている。

しかし裁判では「バンドメンバーと6カ月演奏してなかった」「他のメンバーが行ったラスベガス公園へのリハーサル時間に比べれば、ジョーイクレイマーの本番までのリハーサル時間が足りてない」「バンドの判断は正当だった」とまっ正面から正論判決を言われて敗訴している。正論とは言え、全快して「よーしバンドでドラムがやれるぞ!」とウキウキで戻ったジョーイクレイマーなだけに、可哀相である。

しかし、最終的にはジョーイクレイマーも納得して、この1か月後にはバンドに復帰している。

エアロスミスのメンバーの現在:ベースのトムハミルトン

エアロスミスのボーカル、トムハミルトンの年齢は、72歳(1951/12/31)

現在までに2度の喉頭癌を乗り越えている。

 

この投稿をInstagramで見る

 

Tom Hamilton(@tom_hamilton_bassist)がシェアした投稿

歌手
スポンサーリンク
スポンサーリンク