セリーヌディオンの現在が病気なのに聖人すぎる【タイタニックの歌手】葉加瀬太郎となぜ?

タイタニックの主題歌を歌って大スターとなったセリーヌディオンは、現在数百万人に1人の病気を患っているが、にもかかわらず表舞台に顔を出して・・・。セリーヌディオンは、日本人の葉加瀬太郎とワールドツアーを共にしていた経緯を持っており、その理由とは・・・。

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セリーヌディオンのこんな歌手:歌っている曲も持ってる記録もヤバすぎるワールド女王シンガー

セリーヌディオンといえば、日本で最も知られている女性洋楽であり、タイタニックの主題歌【My Heart Will Go On】を歌っている曲だ。
タイタニックは、現在歴代映画興行収入ランキング4位。しかもタダの4位じゃない。タイタニックを除けば、1位から30位まですべて2000年以降、8割以上が2010年以降の映画であることを考えれば、1997年の4位がいかに当時の反響としてけた外れなものだったかをうかがうことができる。

そんな世界中で流行った映画タイタニックの主題歌はもちろん、その美しい歌声の持ち主のセリーヌディオンにも注目が集まった。

タイタニックを見た世界中の人間は考えた。セリーヌディオンの歌をもっと聞きたい。結果、タイタニックの前年に発売されたアルバム【Falling into You】の売り上げが爆発的に伸び、最終的にはこのアルバム1枚だけで3200万枚を売り上げている。

それだけにとどまらず、タイタニック放映開始から2週間後に発売されたアルバム【Let’s Talk About Love】は3100万枚を売り上げている。つまりたった2枚のアルバムで6300万枚を売り上げている。そしてこの売り上げをもって、マドンナやマイケルジャクソンと言ったワールドクラスの大御所の仲間入りを果たすことになる。

セリーヌディオンが現在までに売り上げたアルバムの数は、2億5000万枚以上。
【全米で2番目に売れた女性アーティスト】【イギリスでシングル売上100万枚を2タイトル持っている唯一の女性歌手】【カナダ歌手史上最多売上記録】などなどセリーヌディオンが持っている称号を挙げたら無限に出てくる。

さらに、セリーヌディオンは、日本人の葉加瀬太郎と深い関係にあることでも知られている

セリーヌディオン、葉加瀬太郎と3年間ワールドツアーを共にする【日本】

葉加瀬太郎が、ミュージシャンとして、セリーヌディオンと一緒に行動するようになったのは、1996年だ。タイタニックで超大物になる直前だ。そのため、当時のセリーヌディオンは自分の売上を上げるために意欲的である必要があった。

その結果として、進出したのが日本の音楽市場だ。当時の日本の音楽市場はアメリカに続く2位の規模である。そして、その当時人気だったヴァイオリニストが葉加瀬太郎であり、共同で楽曲を作ることになるのも、日本でもファンを手に入れたかったセリーヌディオンにとって渡りに船だった。

そしてセリーヌディオンと葉加瀬太郎の共作で生み出したのが、【トゥーラブユーモア】は日本のフジテレビドラマ【恋人よ】の主題歌にもなり、130万枚を売り上げる大成功となった。

そのように、共同制作楽曲でうまくいったからこそ、葉加瀬太郎はセリーヌディオンのワールドツアーに帯同することになったと思われる。

葉加瀬太郎は現在、ワールドツアーで大きな価値観の変動があったと語っている。
当時の葉加瀬太郎は、ポップスというジャンルにまったく興味を持っていなかった。しかしセリーヌディオンとツアーをすると、どの国のどのコンサートホールに行っても5万人を簡単に入れてしまい、さらにその観客全員を熱狂魅了してしまう。そのセリーヌディオンの姿に、ポップスという音楽の力を身をもって体感したそうだ。

さらに、葉加瀬太郎はセリーヌディオンについて、ストイックすぎる姿を目にすることになったという。セリーヌディオンは、プライベートやオフはもちろん、舞台裏でもまったくしゃべらないという。会話はすべて手話で行われた。セリーヌディオンは自分の歌唱力を徹底的に管理するために、歌以外に自分の喉を一切使っていなかったのだとか。

では、そのストイックな女王、セリーヌディオンの現在を見ていく

セリーヌディオンの現在:数百万分の1で発症する病気と闘っている

セリーヌディオンは2022年に、スティッフパーソン症候群と診断を受けたことを公表した。

スティッフパーソン症候群とは、非常にめずらしい神経疾患であり、不規則に筋硬直や筋痙攣を起こしてしまう病気だ。やがては、顔や腕、そして足の筋肉が硬くなる症状が出ていく。

2023年には、セリーヌディオン自身が、自分の病状とツアーのキャンセルについて語る動画を公開している。

現在は、セリーヌディオンの姉がインタビューにて、「妹は筋肉のコントロールを失っている」と病状が進行していることを明かしている。さらに病状について、「夜中に足がつって、痛みから飛び起きてしまうことがありますよね」「似たような症状が、全身んお筋肉で起きるんです」「痛みを和らげて挙げることは、誰にもできません」と続けた。

以上の話だけでも、セリーヌディオンが抱えている病気が、とても大変で苦難に満ちていることが分かります。

しかしそんな状況になってもセリーヌディオンは、復活に向けて努力していくことを宣言しています。

 

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23歳の息子と14歳の双子の息子の3人と一緒に映った写真とともに、次のように述べている。

「スティッフパーソン症候群を克服しようとするのは、私の人生でもっとも困難な経験の1つ」
「しかし、私はいつか再び舞台に立って、できるかぎりの普通の生活を送りたいと決意を持ち続けている」
「子供たち、家族、チーム、さらに皆さんの愛とサポートに深く感謝しています」
「スティッフパーソン症候群の影響を受けている世界中の全ての人たちに励ましとサポートを送りたい。あなたならできる!私はできる!」

セリーヌディオンがいかに清廉で美しい心の持ち主かがよくわかる。そして、セリーヌディオンは現在もメディアの前に顔を見せることがある

セリーヌディオンの現在:病気で大変なのに、グラミー賞にサプライズ登場

2024年のグラミー賞の授賞式には、プレゼンターとして、セリーヌディオンがサプライズ登場をした。セリーヌディオンが病気であることは世界的に有名だったこともあり、会場はスタンディングオーベーションでセリーヌディオンの登場を歓迎していた。

セリーヌディオンが登場したのは、彼女自身が5度もグラミー賞を獲得しており、グラミー賞のアイコンともいえる女性シンガーだからともいえる。

当然出演したのは、セリーヌディオンへのオファーがあったからである。

症状はいつ現れるかわからないというし自分の病気がとても大変であるにもかかわらず、多くのファンが注目するイベントに直接顔を出すのは、セリーヌディオンは真に聖人なんだろう。

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