あたりまえ体操を筆頭に、
エリート芸人としての芸歴を残してきたcowcow多田と善し。
カウカウの現在はどうなっているのか。
過去を振り返りながら見ていこうと思う。
カウカウの輝く芸歴【COWCOW】
1992年 デビュー前「素人名人会」で名人賞とるカウカウ
西川きよしが司会をしていた番組で、名人賞と賞金3万円を目指す番組だった。
賞金は低額ながら、スターへの登竜門と言われていた番組だ。
本線に出ることもめちゃくちゃ難しいにもかかわらず、厳しい予選を勝ち抜いた素人時代のカウカウは、そのまま3万円を獲得した
1993年 COWCOW正式結成
ロックバンドのユニット名から取った名前。
「COWCOWという名前使っていいですか?」
「だめ~」
という経緯があり、最初はコンビ名「横綱」というクソダサネームだった。
そのご、COWCOWが活動停止する際に、「このなまえあげるよ」と言われたので、変更した。
実は、結成20年以上経っているコンビなんだな。
1998年 ABCお笑い新人グランプリ優勝するカウカウ
ダウンタウン、ナインティナイン、中川家など強者お笑い芸人たちが、獲得してきた賞レース。
関西のお笑い芸人にとって、これをとるかとらないかが売れるか売れないかの分水嶺になると言われていた。
カウカウは優勝。その年、2位とだったのが陣内智則である。
1999年 NHK新人演芸大賞を獲得するカウカウ
大賞はもちろん1番上である。
大賞賞金50万円を獲得した
カウカウもうノリに乗っているのがこの段階で理解できると思う。
東野幸治が不思議そうに、カウカウを見ている
東野幸治は言った。
「カウカウは漫才もうまくて、コントもおもしろい。」
「トークもできて、ギャグもできる」
「なんで売れてないの?」
カウカウのM-1、安定感が宇宙
結成10年目までしか出ることができないM-1。
COWCOWにとって、2001年~2003年の3回しかチャンスは無かった。
結果はこれ
- 第1回M-1:準決勝(1603組)
- 第2回M-1:準決勝(1753組)
- 第3回M-1:準決勝(1906組)
強い
2011年 カウカウ、あたりまえ体操、バズる
驚異の2000万回再生超えである。
こっちも650万再生
カウカウ多田と善し、ピンでも、それぞれ最強
R-1グランプリで、カウカウ善しは2008年-2011年まで4年連続決勝(ベスト10に残る)
- 2008年:参加者3400人
- 2009年:参加者3539人
- 2010年:参加者3572人
- 2011年:参加者3612人
カウカウ多田は、2012年度に優勝を果たす
実は、2017年までは、コンビでR-1に進出を果たした唯一のコンビがカウカウ。(2018年R-1に霜降り明星の二人が決勝進出した)今でも立った二組の1つ。
2015年 歌ネタ王選手権優勝
2015年と最近にもカウカウはコンテストで優勝を果たしている。
エントリー数は1223組。
M-1に出ていた頃の2001~2003年の実力が、現在も全く衰えていないことが分かる。
カウカウの芸歴まとめ:伸び悩みお笑い芸人は、全員こいつらに相談しろ
今まで色んな芸人の芸歴を調べてきた僕には、二人が飛びぬけて凄い芸歴を持っているとわかる。
後輩や同僚、先輩含めて、嫉妬や羨望の眼差しを集めたに違いない。2人そろってめちゃくちゃ面白い。実績も残している。
なのになんで?なんで最近テレビで見ないの?カウカウ消えたでしょ。なぜだ。ここまでやって、テレビから消えるって、芸人どんだけ大変やねんな。
ということで、カウカウの現在を見ていく。