COWCOWが現在なんでテレビに出ていないか意味が分からないぐらい芸歴が凄い。
COWCOWは、テレビではあんまり見てないけど、何をしているのか調べるとさすが実力派芸人だった。
さらにCOWCOWの現在の活動を調べてみると、現在のCOWCOW需要が、予想の斜め上だった。
「COWCOW、なんで売れてないの?」シリーズ①:カウカウの芸歴が、今見てもめちゃくちゃすごい
カウカウ、素人時代でもうテレビに出てしまう
NSC研修生のデビュー前、カウカウは先輩たちを差し置いて、すでにテレビ出演を果たしている。それも実力で勝ち取ったものだった。
番組というのは、西川きよしが司会を務める「素人名人会」なるもの。NSC研修生を含めて、大量の素人が予選から参加する超激戦大会だったが、COWCOWは見事に勝ち抜き、そのまま名人賞を獲得している。
当然、COWCOW多田と善しはそのままコンビを結成する
COWCOW、現在は芸歴30年を超えている【名前の由来】
COWCOWが正式に結成されたのは1993年。
もともとは【横綱】という格好良すぎて芸人が付けるとクソダサい名前で活動していた。
ところがこれは妥協案で、当時から【COWCOW】にしたかった。【COWCOW】とはロックバンドの名前で、名前の使用許可を求めてみたところ断られてしまったのだ。
ところが、【COWCOW】が活動停止する際に、この名前をあげると言ってもらえたのを機に、名前を変更している。現在ではCOWCOWの芸歴は30年以上経過している。
COWCOWのエリート過ぎる経歴①:まずはABCお笑い新人グランプリ優勝
1998年には、ABCお笑い新人グランプリで優勝を果たす。
この賞レースは、ダウンタウンやナインティナイン、中川家など、名だたるお笑い芸人たちが、優勝してきている賞レースだ。
関西のお笑い芸人からすれば、これをとるかとらないかが、売れるか売れないかの分水嶺とも言われるほどの賞だった。
COWCOWは結成わずか5年で優勝。おなじとし、2位になったのは陣内智則である。
しかも勢いはまだ止まらない
COWCOWのエリート過ぎる経歴②:NHK新人演芸大賞を獲得
翌年1999年には、NHK新人演芸大賞を受賞する。もちろん大賞は1番上の賞だ。
当時はまだM-1はなく、名だたる大きな賞をどんどん獲得していくCOWCOWは、誰がどう見ても期待の若手お笑い芸人コンビだった。
COWCOWが売れなきゃ誰が売れるんだという芸歴だった。
東野幸治、COWCOWに本当のことを言ってしまう
東野幸治も、カウカウに対して、同じことを言っている。
「カウカウは漫才もうまいし、コントもおもしろい」
「トークもできて、ギャグもできる」
「なんで売れてないの?」
カウカウ、M-1、安定感〇
M-1は当時、結成10年魔までしか出ることができなかった。
2001年から始まったので、チャンスはたった3回だった。
カウカウのM-1の結果はこんな感じ。
- 第1回M-1:準決勝(1603組)
- 第2回M-1:準決勝(1753組)
- 第3回M-1:準決勝(1906組)
すさまじい安定感である
2011年 カウカウ、あたりまえ体操、バズる
驚異の3000万回再生超えである。
こっちも800万再生超えである。
「COWCOW、なんで売れてないの?」シリーズ②:多田と善し、ピンでも、それぞれ最強
R-1グランプリでは、カウカウ善しは、2008年から2011年まで4年連続で決勝に進出している。
- 2008年:参加者3400人
- 2009年:参加者3539人
- 2010年:参加者3572人
- 2011年:参加者3612人
決勝はTOP10の戦いになるので、カウカウ善しは、数千人の芸人が参加する大会で、倍率350倍を勝ち抜いて決勝に残っていることになる。
一方で、カウカウ多田はというと、2012年度に優勝を果たしている。
さらに驚愕すべきなのは、2017年までは、コンビの2人が両方R-1決勝に進出した唯一のコンビだったのが、カウカウだ(2018年にR-1霜降り明星の2人が決勝に進出している)。しかしそれでもたった2組である。
メチャクチャ面白い2人のコンビってことになる。
なんで売れてないんだ
「COWCOW、なんで売れてないの?」シリーズ③:現在でも通用するほど、才能が多岐にわたりすぎる
コンビの漫才、コントにネタ。
そしてピンでもそれぞれ非常に高いレベルの笑いの才能を持っているCOWCOW。
そして、COWCOWの輝かしい経歴はまだあった。
というか、あたりまえ体操がブレイクして、COWCOWをテレビで見なくなった後に参加した賞レースで結果を残しているのだ。
2015年、COWCOWは歌ネタ王選手権に参加。当然のごとく優勝を果たしている。
歌ネタ王選手権は、そんなに規模が大きくなさそうに見えるが、エントリー数1223組と、ゴリゴリに多くめちゃくちゃ難易度の高い賞レースだ。
そんな賞レースで、若手時代から現代にいたるまで最前線で戦える実力を持ち続けてなお、テレビではあんまり見ないCOWCOWである
では、カウカウの現在を見ていく