デニス・サファテの現役時代の記録は、神がかりすぎて、誰も抜ける気がしない
デニス・サファテは、引退に必死にあらがった。
デニス・サファテは、現在は優雅なパパをやっていて、将来的にはソフトバンクホークスに復帰したいという考えも見せている。
デニス・サファテはこんな投手：助っ人外国人投手どころか、日本球界史上、文句なく最強の守護神
○デニス・サファテ、くすぶっていたメジャー時代
メジャー時代のデニス・サファテは、最速159㎞の速球を武器を持っていたことで、メジャーに在籍していた。しかし成績は安定せず、ブルワーズ、アストロズ、オリオールズと3つの球団に移籍。けがなどで苦しみながら、92回の登板で防御率4.53。結果を出すことができなかったデニスサファテは、AAA級に降ろされて、調整を余儀なくされていた。そして日本に来て、神がかり的な記録を残していく
○デニスサファテの日本での記録の数々
- １年目から３５セーブ達成
- シーズン最多セーブ記録５４回で、歴代１位（２位岩瀬と藤川、４位佐々木主浩の記録は４６回４５回と、デニスサファテの記録はずば抜けた記録）
- その年の日本プロ野球界の発展にもっとも大きく貢献した人物に与えらえっる正力松太郎賞を受賞。１９７７年に創設されて以来、外国人が受賞したことは１度もなかった。しかし２０１７年のデニスサファテ受賞により、史上初の外国人の受賞となった。
- 史上初の、セリーグパリーグ両リーグで３０セーブ達成
- ２０１５年から２０１６年の３年連続セーブ王
- ４３イニング連続奪三振で歴代１位記録（２位は佐々木主浩の３４イニングと、やはりずば抜けた記録）
- 2014年37セーブ防御率1.05、2015年41セーブ防御率1.11、2016年43セーブ防御率1.88、2017年54セーブ防御率1.09
- 通算防御率1.55。WHIPは、シーズンで１でさえ超一流と言われるなか0.89。
デニスサファテは、引退に必死にあらがったが・・・
○デニスサファテ、不審感
2017年、歴史的快挙を達成したデニスサファテは、2018年の開幕直後から股関節に違和感を感じた。６度登板して防御率3.00と、サファテにしては絶不調だった。サファテは大事を取って、アメリカで検査入院することになる
○デニスサファテ、手術して奇跡の復活
検査の結果、股関節の損傷が確認されて、右股関節鏡視下関節唇修復術を受けることになった。手術は無事成功、あとはリハビリを続けて復帰を目指すだけだった。
年内の復帰はならなかったものの、2019年のオープン戦に登板することができた。しかし、守護神としては絶望的だった。
○デニスサファテの球速が、大きく落ち込む
オープン戦で投げたデニスサファテの球速は、140㎞台にまで落ち込んでしまう。リハビリ明けとはいえ、ストレートを中心にした守護神だっただけに、実践で登板させるわけにもいかず戦線復帰は見送られた
○デニスサファテ、その後も必死にあらがうも
厳しい結果になったが、デニスサファテは必死にリハビリを繰り返して、なんとか復帰しようと努力した。数か月後のリハビリが続き、とうとう股関節の故障が酷くなってしまう。それでもデニスサファテは、人工股関節置換術を受けるなど復帰のために最善を尽くしたが、最後まで実らなかった。ついに2021年11月、現役引退を発表する。
デニスサファテの現在が、ﾋｹﾞﾓｼﾞｬで優雅すぎる話。球団との関係は悪い？
○デニスサファテ、子だくさんな現在
デニスサファテは2022年4月に第4子となる男の子が誕生するなど、現在は父親としての幸せを家庭で築いている。デニス・サファテは、現在、アメリカのアリゾナ州にある自宅で、家族との時間を何よりも優先して過ごしている
Happy Thanksgiving 🍁🦃🍽 pic.twitter.com/mMcOGthUBX
— Dennis Sarfate (@dsarfate) November 25, 2022
○デニスサファテの日常が優雅すぎる
デニスサファテは、現在父親であり旦那であること以外、仕事はしていないと語っている。娘３人は乗馬を習っており、父親として送り迎えと馬の世話をしているとか。アリゾナには馬がたくさんいるらしく、乗馬ツアーも多い。ちなみに、アメリカでは馬は食べない
○デニス・サファテ、もしオファーがあったら・・・
デニスサファテは、現在、体がなまらないようにトレーニングの日課だけは必ずこなしているとか。そしてもしホークスからコーチのオファーがあったなら、前向きに考えたいとも語っている。デニスサファテの希望は、外国人スカウトやアドバイザーだ。「日本で活躍するためには、球威があるとか変化球が多いとかよりも、日本の考え方に合わせて順応する必要がある」「そのために自分の知識と経験を共有したい」
○デニスサファテと球団との関係
デニスサファテは２０１８年から３年契約で、怪我のためほとんど活躍せずに、引退となった。そのため球団との関係について心配する声もあったが、現在の関係は非常に良好。引退から３年振りに日本に来た時には、ソフトバンクホークス直々に歓待している。
デニスサファテは、43歳(1981/4/9)。福岡ソフトバンクホークスの一員として活躍する未来もそう遠くないかもしれない。