ハンヒョジュの弟がとんでもない事件を起こしてしまう
〇ハンヒョジュの弟の職場で・・・
ハンヒョジュには弟がおり、空軍の将校に在籍している。階級は中尉。「元帥→将官→領官→尉官→准士官→副士官→兵」の真ん中、尉官に位置している。イメージしやすいように補足すると、１番下の「兵」の中には、二等兵→一等兵→上等兵→兵長があり、上等兵になるにも入隊から約１年掛かることを考えると、中尉は見かけ以上に相当のベテランで上官といえる。そんな高い地位にいるハンヒョジュの弟が問題を起こしてしまう
〇ハンヒョジュの弟のパワハラ疑惑浮上
事の発端は、とある一等兵がなくなってしまうことから始まる。
韓国では、韓国軍内でのパワハラが社会問題となっており、たびたびニュースになる。そのニュースの一件にハンヒョジュの弟が関わっているかもしれないというのだ。事件が明るみになってからは、軍内での調査の結果、ハンヒョジュの弟が、一等兵につらく当たっていたことが判明してしまう。
〇一等兵は、韓国兵役中の兵士で、ツライ日々を送っている最中だった
韓国には兵役がある。兵役ではまず二等兵として入隊する。階級がすべて韓国軍内において、二等兵が１番下っ端なので忙しく働く必要がある。そして数週間後、ようやく一等兵に昇格する。１番下っ端ではなくなって楽になるかと思えば、一等兵は二等兵を管理する立場になり、二等兵のミスの責任をすべて追わなければならなくなる。結果、むしろ昇格してからの方が精神的にはもっとつらくなる。加えてつらい訓練も続くので、肉体的にも精神的に追い込まれていく。結果として、事件につながることも少なくない
〇ハンヒョジュの芸能界追放を求める声が上がる
この事件は、ハンヒョジュは一切関係がない。ハンヒョジュも弟も３０を越えた大人だ。兄弟がなにかしようが、ハンヒョジュ本人になんの責任もない。しかし兵役問題自体が、社会問題になっているうえに、その中でもことさら過敏になっている「兵役、韓国軍内でのパワハラ問題」にまつわる出来事だったので、度が過ぎる反応を示す人が少なくなかった。
その結果、ハンヒョジュに対する誹謗中傷は当たり前、不買運動まで起こり、ついには芸能界追放を求める署名運動まで行われた。が、実はハンヒョジュにまで批判が言ったのには、他にも理由がある
〇ハンヒョジュの父親が問題だった
ハンヒョジュの父親は実は、韓国軍に在籍している。しかも階級は中佐、かなりの上官にあたる。しかも、父親の所属は、弟と同じ空軍だった。。そのためハンヒョジュの父親が、この件についてもみ消そうとしたのではないかという噂が立ってしまったのだ。実際はそんな事実は一切なく、もみ消そうとしたのは韓国軍全体の体質の問題なのだが、ハンヒョジュを批判するきっかけを与えることになったらしい
〇そしてハンヒョジュの現在へ
イメージがすべての韓国芸能界において、ハンヒョジュは理不尽にまで事件に巻き込まれてしまった。しかし、ハンヒョジュ自身の悪いスキャンダルが一切なかったこと、性格が悪いらの噂も経っていないこと、加えて芸能界やドラマ映画業界における同僚スタッフからの評判も良かったことで、ほとんど仕事の機会を損なわずに現在も女優として活動している。
人間の信用は貯金式とよく言われているが、ハンヒョジュは１５年以上の女優人生の中で、相当な信用貯金をしていたようだ。最終的にはハンヒョジュの人徳が、彼女自身を救って現在も女優を続けていられる