一発屋芸人、消えた、落ちたと揶揄される。かつて売れっ子だったお笑い芸人、それが髭男爵だ。
一発屋芸人の復活は難しい。新しい芸人が半永久的にベルトコンベアーでやってくる現状で、「一発屋」としてのバイアスを打ち破らなければならない。
「彼らを真に求めてるファンはいないでしょ。せいぜいあの人は今で呼ぶ程度」スタッフはそう考えている。厳しいが、現実である。ひどく厳しい現実を前に、髭男爵は今年2018年、ブレイクした10年越しに復活の兆しを見せているという。髭男爵の現在を追う。
髭男爵の山田ルイ53世の現在。作家芸人として評価うなぎのぼり
めざましテレビに出演
(出典元:https://ameblo.jp/higedannsyaku-blog/)
2018年5月31日に1発屋芸人列伝を出版、編集部が選ぶ雑誌ジャーナリズム作品賞を受賞した。
2018年10月の段階で、レビュー40件超えで☆4.4の凄い評価。
読者を引き込ませる筆力に、さ2015年8月31日に出版していた「ヒキコモリ漂流記」も売れだして、10月段階で、レビュー50件超えで☆4.3。作家としての才能が完全に発揮されていることがわかる。
きっかけの「一発屋芸人列伝」は「Yahoo!ニュース 本屋大賞 ノンフィクション本大賞」にもノミネートされており、対象の発表は11月初旬なようだ。
もしこちらも受賞すれば、2冠となればさらなる飛躍につながるだろう。ルイ53世の活躍の場は、作家の道になるかもしれない。
山田ルイ53世のテレビの活躍は、めざましテレビだけではない。他にも10月13日放送の日本テレビ「嵐にしやがれ」隠れ家ARASIに出演するなど、まさに復活の予兆。
番組では、櫻井翔さんに「嵐の裏側」というタイトルで出版することを提案し、「嵐の皆さんが『嵐じゃない部分』を見せるの、嵐しかいないと思うんですよね」というコメントに、視聴者からは大絶賛。評価は急上昇。嵐のファンは膨大な人数がおり、高評価で塗り固まっている
山田ルイ53世は間違いなく、一発屋としてのバイアスを破壊できたと言えるのではないでしょうか。ではひぐち君はどうだろうか
髭男爵のひぐち君の現在
ワインエキスパートの資格をとって、今なおワイン関係の仕事を取るために奮闘中らしい。国内外のワイナリーを訪れて、知見を深めている。
山田ルイ53世からは、「ワインの勉強もいいけど、お笑いの勉強もしてよ」と言われている。しかしひぐち君は、相方が作家やラジオの仕事を頑張っているから、お互い別の分野でやると決めている。
ワイン関係で月50万近い請求があることもあるらしく、貯金を切り崩す月もある。「うさぎの生活レベルだけは落としたくないから頑張ります」
いまはひぐち君がワイン関係の仕事で大活躍しているというニュースらは飛び込んできませんが、この努力を続けていい、いずれワイン関係の番組にも引っ張りだこになれたら嬉しいですね。
少しずつ少しずつ、努力は実を結んでいるかもしれません。
おわり