プラスマイナス岩橋の病気は、強迫性障害+トゥレット症候群【障害】チック症
強迫性障害:やってはいけないことをやってしまう
チック症:本人の意志とは関係なく、突発的動作が頻繁に起こる症状
トゥレット症候群:チック症の中でも音声、行動に由来するもの
おおよその概要はこの様になっている。アスペルガーではないようだ。
岩橋が、突発的に妙な行動に出てしまうのは、「チック症の中のトゥレット症候群」である。島田紳助にボールをぶつけたり、お偉いさんと握手をする手をひねってしまうのは、強迫性障害と言える。
注意:岩橋の代名詞「やってはいけないことをやってしまう」が、トゥレット症候群なわけではない
岩橋が有名になりすぎて、同じ「トゥレット症候群」を持っている人の意見で、注意喚起している人でお願いしている人がいた。
- 岩橋さんは、たしかにトゥレット症候群の兆候が出ています
- しかし、全部が全部その兆候なわけではありません
- たとえば「ぎゅーん」「マイーン」などは彼の芸であって、トゥレット症候群はそういう症状を見せるものではないです
- 特に「やってはいけないことをやる」=「トゥレット症候群」だと認識している人が非常に多いようです
- これはまったくの誤解で、「トゥレット症候群」=「やってはいけないことをやってしまう」=「危険なやつ」。だから近づかないようにしようと、我々にとって非常に不利な解釈となってしまいます
気をつけましょう。
岩橋が、自身の病気をどうやって乗り越えたか【ダウンタウン浜田雅功】
芸人の岩橋にとっても、クセは隠すべきものだった
現在では、自分の症状について岩橋は一切隠さずに堂々としている。
しかし当初は誰にも見せなかったし、相方の兼光にさえ隠していた。岩橋はこの癖によって損ばかりしてきたからだ。人には馬鹿にされるし、大人には叱られるし、人に見せていいことがなかった。
最初のきっかけは、ジャルジャルのイベントだった。呼ばれた岩橋はトークを披露した。しかし、そのトークで、岩橋の癖が出てしまった。ちゃんと話さないといけないのに、明らかに嘘だとわかるエピソードを披露してしまった。岩橋は終わったと思った。
「絶対ウソやろ!どんな顔で聞いたらええねん!」
ジャルジャルのツッコミを入れた。そして会場がドカンと爆発した。
岩橋はとにかく驚いた。自分の悪い癖が出てしまったのに、お客さんが喜んでいたのだ。この時に味わった感情は初めてのものだったと、岩橋は語っている。
岩橋とダウンタウン浜田
さらに、ダウンタウン浜田も岩崎の背中を押している。
浜田は岩橋と会ったとき、テレビで見て覚えていたので、漫才のアドバイスをした。岩橋はありがたいなーと思った。こんな機会ないなーとも思ったので、絶対にやっちゃダメだという思いがあふれていった。
真剣に親身になって話している浜田の目の前で、岩崎は言った。「べろべろべろばぁー」岩崎はスッキリしながらも絶望した。
「なにしとんねん!」浜田は驚いた。
岩崎はどうしようと困惑していた。「うわ、またやってしまった。浜田さん怒らせたらなにもかも終わりだろ・・・」
すると浜田は笑い出した。「おまえおもろいやないか!」
岩崎は浜田の反応に目を白黒させた。そして自分の癖について話した。
「いろいろあるかもしれんけど、絶対にやり続けろ。もしどこかで何か言われたら俺がやれと言ってるからってゆうたらええから」
以降、浜田は岩橋のことを後輩芸人としてとてもかわいがっており、岩橋の結婚式には花も送っている。めちゃくちゃいい話である。
岩橋は自分の癖、そして周りの人たちに対してこう語っている。
「相方はもちろん、浜田さんとか周りの人たち、そしてお笑いの世界に、ただただ感謝するしかない」
プラスマイナス岩橋の結婚と嫁【画像】美人や
プラスマイナス岩橋の年齢は、46歳(1978/8/12)
嫁の年齢は、14歳年下で32歳(1992/6/30)
子供は2人
長女は、10歳(2014/11/1)
次女は、7歳(2017年生まれ)
2人はフェイスブックで出会ったとか。カワイイと思った女性に直接ダイレクトメッセージを送ったこともあるという芸人もいるようで、岩橋と嫁との出会いもそんな感じなのかもしれない。
プラスマイナス岩橋、現在がヤバすぎる
岩橋と兼光は、芸人コンビ「プラスマイナス」を2003年に結成している。
20年以上昔にできたコンビは大抵の場合、ネタをする芸人じゃなくてバラエティで活躍するようにシフトしていく印象がある。しかしテレビ出演はあまりしていない。くわえて、YouTubeチャンネルもほとんど更新しておらず、芸人コンビとしてあんまり人気がないのかなと思ってしまった。
しかし現在のプラスマイナスは、漫才コンビとして全盛期にあった。
2023年の第58回上方漫才大賞では、最高栄誉である「大賞」を受賞している。実をいうと現在のプラスマイナスは、「劇場番長」の異名を持っており、年間600ステージに出演、最近では1番ルミネに出演している芸人コンビにもなっている。
第56回上方漫才大賞の「奨励賞」→第58回上方漫才大賞の「大賞」と、実績も右肩上がりで、今もっとも実力のあるお笑いコンビと言っても過言ではないだろう。