ジャッキーチェンの現在:アクションコメディの作り方【ジャッキーチェンの凄さ】
ジャッキーチェンの通常の動画の中で、1番再生されている動画に【ジャッキーチェン:アクションコメディの作り方】がある。
これを見ると、ジャッキーチェンの凄さが少しでも理解できるかもしれない。とても面白い動画で多少長いので、要約してみた。
- 最近はアクションとコメディが混ざっているものが多い。
- ジャッキーが凄いのは、それをまっさきにやったことだ
- ジャッキーチェンのアクションコメディの作り方は、チャップリンと同じ
- さらに、ジャッキーチェンのアクションには、いろんな道具を使う
- その道具の使い方のありえなさが笑いになる
- ジャッキーのアクションはとにかく見やすい
- 暗い場所でぼやけた視界で戦うことはない
- 敵が黒なら白を着るし、敵が白ならいろんな色を
- さらに、カメラも定点ばかりだ
- アメリカのアクション映画は、カメラが動きすぎて見にくい
- さらに、ジャッキーのアクションには、時間のかかるものも多い
- いわゆる「スーパープレイ」で、「おお!」と感心できるようなアクションだ。
- 何十回テイクなんて当たり前である。
- ジャッキーのアクションには、音楽的なリズムがある
- アメリカ映画では、タイミングにルールはないし、アクション行為のそれぞれも長かったり短かったり
- 一方で、ジャッキーのアクションは、しっかり尺とリズムが決まっている。「この尺で何回攻撃する」というところまで決まっている
- ジャッキーチェンは、1番重要なのは編集だと語っている
- たとえば、ジャッキーチェンのアクションで特徴的なもので、重要な攻撃を「2度見せ」する
- 腹への蹴りを1度目は全体で写して、すぐさま再度アップで写す
- すると、より強力な攻撃に見えて迫力が出る
- アメリカの映画では、同じカットを「2度見せ」することがなく、すべての攻撃が軽く見えてしまう
- 痛みも大事
- アクション映画の主人公のほとんどは、痛がらない。苦しそうにするのは本当にピンチなときだけ
- しかしジャッキーチェンの映画では、しょっちゅう痛がる。これが人間らしさを表現して、面白いと思える
- ジャッキーチェンの映画では、強いから勝つことはない。諦めないから勝つ
- 太ももをつねったり、相手の顔を引っ張って変な顔にさせたり、そういう子供みたいな必死さが、笑いを誘う
- ジャッキーチェンの功績は、、アクションとコメディが近い場所にあることを証明した
- 現在のアクション映画は、衰退したように思える。
ジャッキーチェンの現在:目次 | ||
---|---|---|
引退の話 | 娘は女と結婚 | アクションシーン |
NG集 | 怪我したシーン | 凄さのわかる動画 |
トリビア |
ジャッキーチェンの現在:トリビア
- 英語、ドイツ語、日本語、韓国語、タイ語、広東語、北京語を使いこなせる。そのため、香港映画の英語吹替は、ジャッキーが担当している。
- 「1本の映画製作中に、最も多くの役割を務めた人世界1」記録15個で、ギネス記録を持っている。「製作、監督、脚本、主演、武術指導、スタント、出品、撮影、美術、大道具、音楽、照明、ユニットマネージャー、主題歌、ケータリング」
- ほかにも存命中で、最も多くのスタントをこなした俳優としても、ギネス記録を持っている
- ジャッキーチェンの映画が面白い根拠として、重要なギネス記録もある。「使用しなかったNGフィルムの量」である。つまりジャッキーチェンはありとあらゆる監督の中でも世界1のこだわり屋ってことである。
- ジャッキーの本名は、チャン・ゴンサン。ジャッキーという芸名にしたのは、オーストラリアで、左官(壁にコテを使って塗りしあげる仕事)の仕事をしているときに、ジャッキーという愛称で呼ばれていたから
- ジャッキーチェンは、映画撮影に際して、一切保険に入っていない。そのため、撮影中の怪我は、自分を含めた全スタッフ分、ジャッキーの自腹である
- ジャッキーチェンの映画デビューは、ブルースリーの映画であることは有名だ。そしてジャッキーチェンは、ブルースリーに木の棒で殴られる役を演じているのだが、なんと本当に当たってしまったのだ。そして、カットが入った瞬間に、倒れているジャッキーチェンに、ブルースリーが心配そうに走り寄ってきてくれた。ジャッキーはまったく痛くなかったそうだが、ブルースリーに長いこと抱きしめてもらいたかったので、痛いフリを続けたという。(動画には、木の棒のアクションシーンがある)
- ジャッキーチェンおなじみのNG集は、日本発である。日本公開版でのみ作られていたが、ジャッキーチェンがNG集を気に入って、取り入れるようになった
- 現在のアクション映画あるあるで、現在のスタントマンは、全員ジャッキーチェンの影響を受けているので、「ジャッキーっぽくない指導」をするのは非常に大変らしい
- ジャッキーチェンの骨折回数は4回、鼻を4回骨折している。そして、ジャッキーチェンは、前歯が抜けたり、失明しかけたり、首に重賞折ったり、左耳は今もなお聞こえなくなったり、頬骨が脱臼したり、鼻の下に穴が空いて歯が見えたり。実は骨折以外の怪我の方がツライらしい
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