ジョンローンはハリウッド俳優で、中国人と思われがちだがアメリカ国籍の香港の俳優だ。ジョンローンは【ラストエンペラー】で世界的に有名になって、日本のCMにも多く出演している。ジョンローンは現在、ほとんど表舞台に立っていないが、ごくまれに写真やインタビューで登場している。60歳を超えてからのジョンローンも渋くてカッコイイ。
【中国俳優】若い頃のジョンローンがイケメン過ぎる【日本CM】
ジョンローンが最初に注目を受けたのは【イヤー・オブ・ザ・ドラゴン】、次の出演作品【ラストエンペラー】は現代にも語り継がれている大ヒット作品であり、ジョンローンを世界的な俳優にまで押し上げた。
ジョンローンの知名度は、世界レベルにまで達している。
最終的には、ジョンローンは日本の大手CMにすら出演するようになっていた。
日本でも、「ジョンローンを超えるイケメン俳優を見たことがない」と言っている人がいるほど、その容姿だけで日本人の心に爪痕を残している
ジョンローン、CMは増えるも、ヒット作品には恵まれなかった
ジョンローンは世界的な俳優になったものの、代表作は最初期に出演した【イヤー・オブ・ザ・ドラゴン】【ラストエンペラー】の2作品。その後は、映画俳優として活動した20年間、まったくヒット作品に恵まれなかった。
と言っても全くヒット作品に出演していないわけではない。
ジョンローンが49歳の時には、ジャッキーチェンとクリスタッカーのコメディアクション【ラッシュアワー2(2001)】にメイン悪役として登場している。
その後は、2008年に中国版水戸黄門と言われている大ヒットシリーズ【康熙微服私訪記5】の主役に選ばれるのを最後に、ジョンローンは俳優として一切表舞台から姿を消している。
ジョンローン、実は有名になる前に結婚して離婚していた【妻】
ジョンローンが結婚したのは1971年19歳。俳優デビュー1972年よりも前だった。
お相手は、イタリア人らしき名前の女性ニナ・サヴィーノ。
なぜ、”らしき”とつくのかというと、すべてが謎に包まれているからだ。
ジョンローンの結婚した妻については、1972年に結婚して1979年に離婚した以外の情報はない。
なぜなら、ジョンローンは、私生活についてオープンになることを非常に嫌っていたこともあり、妻についてはまったく語らなかったからだ。しかし、ジョンローンは、「恋人が隣で寝ている事すら苦痛だった」「自分が親になることなど到底ありえない」などと語っており、結婚生活を維持することはできなかった。
なぜこれほどジョンローンが人間嫌いになったかというと、壮絶な幼少期のトラウマが理由だった
ジョンローンが、人間嫌いになった理由こそが、現在のジョンローンの作り上げている
ジョンローンは、孤児だった。幸いなのは引き取り手がいたこと、最悪なのは意地悪な老女だったことだ。
里親の老女は、毎日のようにジョンローンに体罰を加えて、精神的な虐待をした。運が良いことに、老女は障害を抱えていたために、体罰といっても幼いジョンローンが大けがをするようなことはなかった。
しかし卵にしょうゆをかけただけの食事で育ち親の愛を全く受けなかったジョンローンにとって、幼少期の生活は、大人になってもトラウマが残り続けるほどつらいものだった。
このような経緯で、ジョンローンは人間嫌いになり、何よりも孤独を愛するようになった。ジョンローンは、妻と一緒に生活を続けることができなかった。世界的に有名になった後でさえジョンローンは恋人を作らなかった。恋人に精神的な癒しがなかったからだ。「こんな自分では到底子供を育てることはできないだろう」と語っているのは、やはり子供と暮らして苦痛を感じるかもしれないと考えているからだ。
ジョンローンの現在は、俳優を引退して、孤独を愛して、ひっそりと暮らしている【現在の画像】
ジョンローンは、俳優として活動していた当時すら、マスコミに対して全く自分のプライベートを語ることがなかった。さらに、あまりにも嘘が多すぎるという理由からインターネットを使うことも嫌っていた。そのうえで、人間嫌いで孤独を愛していたジョンローンなので、交友関係もごく少ない。
さらにジョンローンは、活躍当時から質素倹約な俳優だった。
【ラストエンペラー】で活躍後、世界的に大ヒットした影響で世界的ブランドのロレックスなどCMに引っ張りだことになってお金が一気にたまった後は、仕事をかなりえり好みするようになった。その結果、大ヒットが期待できるような大衆受けする作品でも断っている。
現在では、表舞台から姿を消して実質的に引退となっているジョンローンは、72年。1人暮らしで、1人の時間を味わっているらしい。寂しいと思う人もいるようだが、ジョンローン的にはこれが1番落ち着いて幸せだと思えるようだ。
こちらが、60歳のときのジョンローン
最後に若い頃から70歳までのジョンローンをまとめたもの