LUNA SEAは現在、毎年全国アリーナツアーをやるほどに、熱狂的なファンが多いヴィジュアル系バンドとなっている。
LUNA SEAは現在、当時の楽曲を全メンバー50歳超えでセルフカバーをしてMVを作っているのだが、そのMVが格好良すぎる。
LUNA SEAのボーカルの河村隆一は、肺がんや声帯の病気となって手術を受けなければならなくなったが、リハビリを乗り越えて現在では全盛期と変わらない歌唱力を披露している。
LUSE SEAの現在:全国アリーナツアーら、大規模ライブをやっている今
LUNA SEAは、1990年代に活躍した日本が誇る伝説的ヴィジュアル系ロックバンドだ。
そして30年以上経った現在にいたってもファンが多く、LUNA SEAがライブをやるとなれば今もなお多くのファンが駆け付けている。
2023には全国5都市10公演のアリーナツアーを実施して、大規模会場の大阪城ホールで締めくくっている。今なおその規模の会場で毎年ライブを行っている
さらに2024年には、LUNA SEA35周年記念として、過去最大規模のライブを行うことも決まっている。
LUNA SEAと聞いて、「昔そういうヴィジュアル系のバンドがあったらしい」と思っている人は多いが、現在もなお残っているその影響力や熱狂的なファンの多さを考えると、LUNA SEAの偉大さを感じてしまう。
LUNA SEAの現在:50歳を超えたオジサン集団のMVがかっこよすぎる
2023年末にはセルフカヴァーアルバムをリリース、その中では、現代のLUNA SEAのメンバーでミュージックビデオを作っている。もちろん現在のLUNA SEAメンバーでMVを作るなら、全員が1969年-1970年生まれで50代と言うことになる。
色物な感じになると思いきや、圧倒的なかっこよさで音楽ファンをねじ伏せている迫力を感じさせていると話題になった。
MVを見れば、なぜLUNA SEAが当時多くのファンを虜にすることができたのかを、肌で感じることができる。では35年以上経った現在もなおその影響力が残り続けるバンドが、全盛期で解散したのか。新曲をリリースすればオリコン1位になるのが当たり前だったグループが解散したのか。
LUNA SEAの解散理由が、正直すぎる
売れたバンドの解散理由は、何かにつけて奇麗に語られることがおおい。「音楽性の違い」もオブラートに包んだ結果だ。
しかしLUNA SEAの場合は、さすがヴィジュアルバンドと言えるぐらいに、現在では正直に解散理由が語られている。
解散理由は、「みんなの顔を見たくなくなった」とギタリストのSUGIZOは語っており、メンバーも同意している。
当時、LUNA SEAのメンバー同士はハッキリと仲が悪くなっていた。楽屋は別々だったし、打ち上げも一緒にはしなかった。それほど仲が悪くなった理由は、理由は顔を合わせると「新曲を作らなければならない」「音を出さなければならない」という強迫観念からくるストレスを、全メンバーが感じていたからだ。曲が完成しても「俺ならもっとうまくやれたな」と絶対に認めない空気感ができあがっていた。
ちなみに音楽性の違いについては、「最初から全員違った」「そんなものちがっても、このメンバーで売れてやろうという目標が同じならどうとでもなる」と、めちゃくちゃリアリストなことを語っている。
LUNA SEAボーカル河村隆一の現在:ボーカルとして致命的な病気に蝕まれる
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○LUNA SEA河村隆一、肺がんに
2019年1月、LUNA SEAのボーカル河村隆一は、肺がんの手術を受けている。
肺がんは、ボーカルとしては致命的に思えるが、なんとか手術から1カ月で復帰している。部分切除と言っても、呼吸機能への影響は多少あるはず。しかし、河村隆一は、ジムに通って心肺機能の回復を図り、しかも1か月でステージに復帰することに成功している。
しかし、さらに河村隆一の整体に病魔が襲っている
○河村隆一、さらに声帯の手術
2022年には、声帯に静脈瘤ができたとして、切除手術を受けている。その際には、声帯が傷ついているので、極力発声しないように傷つけながらリハビリをすることになった。
2019年に2022年と、どちらもボーカルにとって、致命的になりかねない病気を抱えたことになる。
しかし、そのどちらも、河村隆一は懸命なリハビリをすることで乗り越えることに成功して、その圧倒的な歌唱力は今なお健在となっている。とても肺や声帯の大きな病気を乗り越えたとは信じられない迫力である。
挙句の果てには35周年の最大規模全国アリーナツアーをやる化け物っぷりである。
LUNA SEAの現在:真矢