宝塚の娘役の中でもテンプレートからは大きく外れて、他にないような異質なトップ娘役として活躍していたこともあり、愛希れいかは数いるトップ娘役の中でも、すさまじい人気を誇っているうちの1人だ。愛希れいかの現在について、結婚や女優としての活動等を見ていく。
愛希れいかはこんな宝塚トップ娘役:男役から娘役に転向して、トップ娘役にまで成り上がった異質な存在【なぜ人気なのか:その理由】
愛希れいかさんは、娘役と男役を行ったり来たりしていた経緯を持っています。
- 始まりは宝塚音楽学校時代から。
- 学生時代1年目は、華奢だったので娘役でした。
- 2年目になると、急激に背が伸びたので男役に転向して、そのまま入団します。
- 入団以降は、愛希れいかさんの体格がネックになり、男役として成功が見込めないことを自覚していくことになります。愛希れいかさんの市長は167cm、他の男役に比べるとそこまで高い方ではなくおまけに華奢だったので、このまま男役でやってもトップスターになることはできないだろうと、周囲に言われることもありました。悩んだ末、最後には月組トップスターの龍真崎にすすめられたことで娘役に転向します。
- 娘役転向後は、2012年から2018年までの6年7カ月という長期間をトップ娘役として君臨する活躍を見せており、この記録は花總まり、遥くららに次ぐ歴代3番目となりました。それだけ長期間トップ娘役をつとめられたのは、もちろん、愛希れいかさんがそれほど人気だったからです。
退団した現在でも、多くの宝塚ファンが「ちゃぴが娘役の中で1番好き」というほどに、すさまじい人気を誇っている愛希れいかさん。
なぜそれほど人気なのかというと、やはり愛希れいかさんの異質さにあります。娘役転向当時は、身長や男役を経験した影響からか、「娘役らしくない」と批判を受けて悩んだことがあったらしい。
愛希れいかさんが人気が出たのは、その批判に対して「娘役らしくやろう」と他の娘役に模倣しませんでした。愛希れいかさんは逆に「だったら1世紀に1人ぐらいこんな娘役がいてもいいんじゃない」という男らしいところがある娘役を目指したらしい。それが個性となり他の娘役にはない魅力となり、愛希れいかさんが歴代のトップ娘役の中でも屈指の人気を誇る理由となりました。
愛希れいかの現在:女優として怒涛の活躍
愛希れいかさんは、2018年の宝塚退団後も、トップ娘役として博した人気の影響を見事に生かして女優として活動している。
愛希れいかの1番の主戦場は、舞台女優だ。
【エリザベート(2019.2022)】【ファントム(2019)】【フラッシュダンス(2020)】【マタ・ハリ(2021)】【マリー・キュリー(2023)】【トッツィー(2024)】【イリュージョニスト(2025)】などなど、毎年のように主役級のミュージカル女優として出演している。
さらにテレビドラマでもNHK大河ドラマ【青天を衝け】に、NHK【大奥 Season2】など、愛希れいかさんの現在の活躍は輝かしいものになっている。
愛希れいかさんは1991年8月21日生まれ、現在の年齢は33歳。宝塚のレジェンドトップ娘役の花總まりさんは50歳を過ぎても舞台女優として活躍しているので、愛希れいかさんもこの先20年以上女優として活躍し続けるかもしれませんね。
愛希れいかの現在:彼氏と結婚と夫
愛希れいかさんは現在、結婚した夫はいない。それどころか彼氏などの熱愛の話もありません。
宝塚のトップ娘役や男役トップスターが、退団後にすぐ結婚するパターンは少なくない。宝塚トップたちの退団する年齢もおおよそ32歳ほどなので、結婚を意識している人が多いからという理由があります。
しかし愛希れいかさんは退団後の女優としての活動が非常に忙しく成功されているので、女優活動に専念しているためそのような話がないようです。
愛希れいかさんは結婚への価値観についてはあまり語っていませんが、「ママになりたい」という夢はあるようで、子供は欲しいと思っているようです。
愛希れいかの実家【愛称:ちゃぴの理由】
宝塚では、トップ娘役やトップスターになると、「実家は金持ちじゃないか?」「良家の娘じゃないか?」という噂がたびたび出る。
愛希れいかさんに関しても類に漏れず、そういう噂が立ったことはあった。
しかし、愛希れいかさんの実家は、両親ともに一般人であり、小学校中学校ともに公立であり、一般的な実家だと言われている。
愛希れいかさんのインスタには、実家のペットの猫が登場したこともあるが、金持ちの家にいがちなたっかい猫ではない。
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ちなみに本名は朝日。
愛称のちゃぴは、あさひ→さひ→ちゃぴから来ている