モーリスグリーンの現在【トレーニング方法】当時の伝説など

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世界記録を更新されてもなお、短距離走の伝説モーリスグリーン。

一番好きな短距離走選手はだれだと言うと、短距離好きは、モーリスグリーンという人が非常に多い。モーリスグリーンの現在だ。今何してるのかだ。

その前に、モーリスグリーンの伝説を軽く振り返っていく。フォームやトレーニングについても軽く触れていく。

モーリスグリーンの現在にいたる伝説

○人類で最初に9.7秒台に到達した男モーリスグリーン
1980年代にベン・ジョンソンがドーピングで達成した100m記録9.79。「薬を使わなければたどり着くことが出来ない記録」9.7秒台は幻の記録と言われていた。おまけに当時の世界記録9.84といえば、20年近くかけてほとんど0.01秒刻みに更新されてきた記録なのだ。

  • 1983年:カルヴィンスミス9.93
  • 1988年:カールルイス9.92
  • 1991年:リロイバレル9.90
  • 1991年:カールルイス9.86
  • 1994年:リロイバレル9.85
  • 1996年:ドノバンベイリー9.84
  • 1999年:モーリスグリーン9.79

0.05の大幅更新が、いかに偉大なことなのかよく分かる。この記録が破られたのは、3年後にティム・モンゴメリが0.01秒更新してドーピングで抹消、さらに3年後アサファ・パウエルが正々堂々と破った。0.02秒の更新だった。

Maurice Greene – Men's 100m – 1995 Prefontaine Classic

○モーリスグリーン、誰よりも大きな男だった【身長】
モーリスグリーンが、未だに愛されている理由として、その体格がある。
モーリスグリーンの身長は175cmしかないのだ。現世界記録保持者のウサインボルトは196cm、モーリスグリーンの記録を更新したアサファ・パウエルは、190cmだ。カールルイスは188cm、ドノバンベイリー185cm。モーリスグリーンよりも身長の低いトップクラス選手はいないのだ。誰よりも慎重の低かったモーリスグリーンは、誰よりも偉大であるゆえんだろう。肉体的アドバンテージを押しのけて、圧倒的な努力で、世界記録を手に入れた男である。

モーリスグリーンの身長については、176cmとか175cmとかいろいろ表記されている。が、海外のサイトではほとんど175cmが多いし、googleで「maurice greene height」と検索すると175cmと表記される。なので、多分175cmだろう。多分、176cmはモーリスグリーンがどっかで見栄を張ったのかもしれない。身長あるあるだ。急に親近感。

○モーリスグリーンは、現50m走世界記録保持者
1999年にモーリスグリーンが記録した50m5.56秒は、未だに破られていない。

甲子園の新聞記事で「50m5.6の俊足で~」みたいな記事をよく見るが、アレが大嘘っぱちであることが判明した。 調べて見ると、日本の50m記録は5.75秒だった。新聞記者が「どうせ読者は気づかんやろな!」と特に調べず盛りまくっているようだ。確かに「50m6秒の俊足で」というと、めちゃくちゃ速いのに「めっちゃ速いやん!」感が薄れる気はする。

ちなみに、非公式ではウサインボルトが100m9.58秒を出したときの50mは5.47秒だったことが分かっている。公式ではないので、ノーカンだ。50mではモーリスグリーンが世界一である。

○モーリスグリーンの60m走
モーリスグリーンは60m走世界2位の記録を持っている。アサファ・パウエル6.44、ジャスティン・ガトリン6.45の中、モーリスグリーンは6.39だ。1990年代に樹立した100m60m50mの記録が未だに世界1位だったり2位だったり、トップ10位内に入っていたりと、モーリスグリーンのレジェンドっぷりを再確認できる。

60m世界1位のクリスチャンコールマンは、6.34だ。気になるのは、クリスチャンコールマンの身長は、なんとモーリスグリーンと同じ175cmなのだ。くわえて2018年には、9.79というモーリスグリーンと全く同じ成績をおさめている。60m6.41のアンドレケーソンは、身長165cmしかない。高身長のアサファ・パウエル(190cm)やジャスティン・ガトリン(185cm)の記録を見る限り、超短距離は低身長のほうが優位なのかもしれない。

そんな仮説が見えてくるのに、196cmのウサインボルトが、50m5.47とか60m6.31とか、わけわからんちんな記録を出しているのを見ると、改めてウサインボルトの異常性がわかってくる。

モーリスグリーンのトレーニング【上半身編】

モーリスグリーンのトレーニング方法は、過去に公開されているものがある。

http://www.sf-magazine.com/2001/jan/sprinter2.htm」で紹介されているものだ。

かなり昔の記事で、読みにくかったので、簡単にまとめてみる。

トレーニングは、上半身トレーニングと下半身トレーニングがある。内容は凄まじいものになっている。

モーリスグリーンの上半身トレーニング【火曜日・木曜日】

【ペンチプレス】
全5セット
10回→8回→6回→6回→6回
60kgから、徐々に負荷を上げて、最後は110kg
(※モーリスグリーンは体重の2倍の160kgが最後だった。60kg→110kgは一例で、自分に合わせる必要がある)

【リアデルト・ダンベルフライ】
全3セット
15回→15回→15回(15kg)
セット間休憩は1分以内

【フロント・ダンベル・レイズ】
全3セット
10回→10回→10回(7kg程度を交互に)

【ダンベルをもって、走ったときのように振るトレーニング】
全4セット
10秒→10秒→10秒→10秒
7kgを持って、思いっきり走ったときのように腕を振る
セット間休憩は30秒

【ダンベルカール】
全3セット
15回→15回→15回
20kgを交互に上げて

【ラット・プルダウン】
全3セット
10回→10回→10回
55kgをワイドグリップで

【ダンベル・シュラッグ】
全3セット
10回→10回→10回

セット間休憩は基本1分以内

モーリスグリーンのトレーニング【下半身編】

モーリスグリーンの下半身トレーニング【月曜日・金曜日】

【スクワット】
全4セット
10回→8回→6回→3回
60kgで10回をスタートに、100kg3回まで徐々に重量を上げていく
※普通のスクワットとは違い、しゃがんだ状態で5秒停止、立つときは一気に爆発的に

【パワークリーン】
全5セット
3回→3回→3回→3回→3回
デッドリフトの姿勢から、バーベルを胸まで上げて降ろすを繰り返す

【※クリーン&フロントスクワット】
全5セット
5回→5回→5回→5回→5回
クリーンでバーベルを胸まで上げて、スクワット。
スクワット、パワークリーンの代わりにするもので、これをしたらスクワット、パワークリーンは無し

【シングル・レッグカール】
全3セット
10回→10回→10回
25kg

【シングルレッグエクステンション】
全3セット
10回→10回→10回
35kg

セット間休憩は基本1分以内
【モーリスグリーンの食事】
9時朝食オートミール、プロテイン、フルーツ
11時30分ウエイトトレーニング
12時30分プロテイン
13時練習
15時プロテイン
18時夕食トリの胸肉、野菜、プロテイン
自主的にジムに行って、ダンベルを使って細かい筋肉を鍛える
就寝前22時プロテイン重要なのは、高タンパクであり、プロテインの量は、体重1キロ2グラム、モーリスグリーンの場合は170グラムほど取るというモーリスグリーン。
ちなみにこれらのトレーニング、ジョン・スミスコーチがモーリスグリーンの体調などを考慮して、毎日調整しているらしい。
さらにくわえて、強靭な腹筋を得るために、1日500回以上の腹筋ノルマがあったとか。
わかることは、モーリスグリーンの毎日は、【速く走る】そのためだけに構成されているということだ。偉大な努力である。

モーリスグリーンの現在につづく

モーリスグリーンの現在の年齢は、45歳である。

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