宮崎ますみは、悲劇のお嬢様からアイドル女優としての地位をひかりの速度で駆け上がった。
宮崎ますみは、凄い経緯で結婚している。
宮崎ますみは、病気で苦しんだ経緯から離婚して、現在の仕事につながっている。
宮崎ますみの昔：アイドル女優になった方法がバカすごい【画像】結婚、離婚、元旦那
〇宮崎ますみ、お嬢様として生まれて見舞われる悲劇
宮崎ますみの父親は、祖父から始まる鉄鋼業を継いでいた。とくに事業拡大に力を入れていて、会社はどんどん大きくなっていく。その家の娘として誕生した宮崎ますみは、中学生から高校２年生まで名門女子校「椙山女学園」に通っていた。当時は文武両道な活気な女の子だった。
しかし、中学３年生で、宮崎ますみの人生は大きく変わってしまう。父親がなくなってしまったのだ。ショックからか無気力状態となった宮崎ますみは、勉強もやる気が失せて、１番一生懸命やっていた水泳の部活でさえやめてしまった。
そんなおりに、中学３年生の宮崎ますみのもとに、友人がとあるチラシを持ってくる。映画「アイコ十六歳」のオーディションチラシだった。このチラシが、宮崎ますみに大きな活力をあたえることになる。
〇宮崎ますみが、女優になった方法がバカすごい
宮崎ますみは、幼少期に「私、女優になりたい！」と思ったことがあった。それは誰もが持つ憧れで、実体のない遠い願望だった。
しかしオーディションチラシを見ると、一気に現実感が湧いた。応募してまもなく選考が始まると、十万人を超える応募者の中からとんとん拍子で最終選考の数十人に残ることができた。
最終選考に残った宮崎ますみはまだ社会を知らない子供だったが、１つだけ気づいたことがあった。「このチャンスを逃したら二度と女優になれない」
宮崎ますみは、アミューズ会長宛に「親は説得しました！歌も演技もダンスもならってます！状況の準備もできてます！」と嘘もたくさん盛り込んだ手紙を送った。そしてこの手紙をきっかけに、本当にアミューズ所属の女優になれてしまう
〇宮崎ますみ、１年間の期限付き契約と厳しい条件だった
アミューズ所属になったものの、宮崎ますみの現実は厳しいものだった。「１年間だけうちでやってみて、ダメだったら諦めよう」端的に言うとそういう契約だった。
事務所の指示通り、いろんな企画のオーディションを受けさせられた。現役アイドル女優の卵が大勢受けているオーディションだ。ここでチャンスを掴めなければ終わりという契約だ。宮崎ますみはこのオーディションに次々と合格していってしまう。
１番大きかったのは、大手オーディオメーカー「クラリオン」のキャンペンガールだった。通称「クラリオンガール」は、当時史上最強のアイドルだったアグネスラムもやっていたこともあり、宮崎ますみは一気にブレイクを果たす。ここから毎日のように雑誌の写真や取材を受けるようになっていった。
〇宮崎ますみ、ブレイクから大ブレイクへ
宮崎ますみは「クラリオンガール」でアイドルの頂点の１人となりが、まださらに上があった。ビーバップハイスクールのメインキャスト出演がきまったのだ。
本作は、「日本の歴史上最も成功した漫画実写作品」と言われるほどの大成功をおさめていく。それほどの社会現象作品で「１番モテた女」を４年近く演じることになったのが宮崎ますみだ。
宮崎ますみは長らく引く手あまたな女優の１人となった。
宮崎ますみ：結婚がぶっ飛んでいる【仲村トオルとの関係は？】
〇宮崎ますみ、旦那とのぶっとんだ結婚経緯
宮崎ますみは２６歳になって、結婚する。
当時宮崎ますみは、芸能界を続けることに疲れていた。芸能界をやめるなら次はどこだろうと考えると、家庭だと思った。家庭に入るなら日本じゃなくてアメリカで家庭を作りたい。
１週間後、ディレクター兼カメラマンだった旦那と出会う。当時の夫は日本にいたが、仕事でロサンゼルスに住んでいる人だった。その事実を知った宮崎ますみは、全くタイプでも何でもなかったが、この人なんだろうと思ったらしい。そして２人は結婚する。
その後、旦那の仕事の関係で渡米することになり、ながらく主婦としての生活を続けていく。１年後には男の子を出産、さらに２年後にもうひとりの男の子を出産する。
〇宮崎ますみ、仲村トオルとの関係は？
宮崎ますみと仲村トオルは、ビーバップハイスクールで４年６作品の共演をした。実際に仲良くなって、５年間の交際をしていたこともわかっている。しかし共演が終わると破局を迎える。互いに忙しくて疎遠になっていった。
人気絶頂の女優や俳優は、朝から晩まで撮影や仕事で休み暇がない。そのため交際するとなったら自然と仕事づきあいをする相手となっていく。宮崎ますみと仲村トオルもそうだったのだろう
〇宮崎ますみ、女優に復帰して、夫婦仲が悪化
宮崎ますみは、２００５年３７歳で芸能界に復帰した。一方で、一緒になる時間が減った旦那と疎遠となっていき自然と離婚の話になっていった。互いに離婚が順当だと思っていた矢先、宮崎ますみに乳がんが発覚する。
宮崎ますみは癌が発覚し離婚、現在の仕事につながっていく【病気：乳がん】
〇宮崎ますみ、当時の医療技術の限界に直面する
乳房にしこりが見つかったのは２００３年。しかしすぐに「癌だ」とはならなかった。当時の病院の施設では癌の判別が難しかった。ここから２年経ってようやく、乳がんだと判明する
〇宮崎ますみと旦那、絆が深まる
乳がんの発覚を機に、旦那は宮崎ますみを支えていくことを決意する。なにより互いにとって、息子たちのためにも離婚していいわけがないという思いが強まっていった。
○宮崎ますみ、癌治療の苦しみを味わう
宮崎ますみの癌は、幸いにもステージ１だった。摘出はびっくりするほど簡単で、成功する。しかし問題は再発防止のための治療だった。ホルモン療法の副作用で、全身にけいれんが走り突然倒れそうにもなる。からだが熱くなったと思えば、急に冷たくなって、全身をかきむしりたくなるような苦しみに襲われ続けた。
医者からは、抗がん剤ほどの副作用ではないと聞いていたい。
しかし、キッチンに立っていられる時間は、１時間にも満たなかった。さらに５年間味わい続けてようやく１０年後の再発を１０％下げられるというものだった
〇宮崎ますみ、離婚を決意する。
信じられないほど苦痛な副作用に、宮崎ますみはこのままホルモン治療を続けていくことは不可能だと思った。自分だけならまだしも、育児を続けないといけないのはなおさら無理だ。将来のリスクをとっても、ホルモン治療をやめることを決断する。
そして息子たちのために離婚してはならないという考えることで、自分を追い込んでいたと考えて、ついに離婚にも踏み切ったそうだ。
そしてこの治療中の経験が、宮崎ますみの現在につながっていく
宮崎ますみの現在：癌の経験から社長へ
〇宮崎ますみ、健康ガチ勢へ
もともと健康への意識が強かった宮崎ますみは、癌治療に苦しんだ際に、本格的に健康の勉強を始めた。さらに宮崎ますみの癌治療は大きなニュースにもなったことで、厚生労働大臣から「健康大使」に任命を受けて、健康が仕事になる環境もできた。
これが宮崎ますみが現在活動している会社を設立する経緯だ。
しかし宮崎ますみが傾倒するヒプノセラピーは、催眠療法というもので、非常にスピリチュアルで怪しい響きとなっている。