【宮里藍の兄】宮里優作の現在が逆転劇すぎ【天才兄妹の中で1番の落ちこぼれだった?】

宮里優作は、天才女子プロゴルファーの宮里藍の兄として有名になった。宮里藍が次々とツアー勝利を決めていく一方で、兄の宮里優作は10年以上優勝がなく、アマチュア時代よりも優れた結果すら出すことができずにいたが、現在は凄すぎる逆転劇を見せて遅咲きのプロゴルファーとして有名になっている。

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宮里優作はこんなプロゴルファー:天才と呼ばれ続けるも、妹が天才過ぎたゴルファー

宮里優作はアマチュア時代、ずっと天才と呼ばれ続けていた。

3歳からティーチングプロの父の教えを受けていた宮里優作は、根っからの負けず嫌いの性格もあり、ひたすらゴルフに打ち込んでいた。

結果、アマチュアゴルフのメジャーな大会である「日本ジュニア」「日本学生」「日本アマ」「日本オープン(アマチュア1位)」と、つぎつぎとタイトルを総なめにしていく。

さらに、アマチュア時代の宮里優作がプロゴルフトーナメントに参加すると、「三井住友VISA太平洋マスターズ」「アジア・ジャパン沖縄オープンゴルフトーナメント」では、並み居るプロを押しのけて見事2位を獲得する。

宮里優作は最も注目を集めていた新人男子プロだった。「宮里優作は天才だ」「次々とツアー優勝を果たして、賞金王もあっという間」そう期待を集めていた。

しかし現実は違った。宮里優作は優勝争いに食い込むことはあっても、惜しくも優勝を逃すなどしてなかなかツアー初勝利を手にすることができなかった。さらにプロデビュー翌年には、宮里藍が史上最年少プロデビュー+プロ優勝という偉業を成し遂げて、1年も経たずにゴルフ界スターを通り越して国民的スターにまで駆け上がってしまった。

天才過ぎる妹、宮里藍の快進撃はどんどん勢いを増していき、2006年には日本人史上初「ゴルフ女子世界ランキング1位」にランクイン。この記録は2006年に宮里藍が到達して以降、いまだに日本からは誰も到達できていない。

そして宮里優作が、初めてツアー優勝を果たしたのはなんと2013年12月、その年の日本ツアー最終戦で達成した。宮里優作にとっては、22歳でプロ転向をしてから11年かかっている。アマチュア時代にプロツアー2大会で2位になっているのに、意外過ぎる記録である。

このようにいろいろ苦戦していた背景もあるので、国民的スターの宮里藍と一緒にテレビ番組に出演すると、出来すぎる妹を立てて自身がイジられ役に徹していた。当時は笑って見ていた人も多いが、父親曰く負けず嫌いな性格らしいので、本当はとても悔しいと思っていたかもしれない。

そんな経歴を持っている宮里優作だが、現在は男子トッププロの1人にまで、成り上がっている

宮里優作の現在:とんでもない記録で賞金王へ

宮里優作が偉業を成し遂げたのは2017年。実は、宮里藍が引退した年でもある。

宮里優作は、その知名度と15年近くの活躍を買われて、2016年に選手会長に就任していた。とても名誉なことであると同時に、1つ気がかりなこともあった。

それは、選手会長に就任したプロ選手は、今までに1人も賞金王を獲得していないということだった。宮里優作は2013年にようやくツアー優勝を果たしていることもあり、賞金王も獲得していない。プロゴルファーとしては1度はその称号を手に入れたいところだが、次々と天才たちが現れる世界でいて運も必要で、年齢的なところもあり、非常に厳しいというのが現実だった、

しかし、翌年に宮里優作は、現職の選手会長として史上初の賞金王に輝く。
しかも、そのツアーの中で、「ツアー中72ホールで、ノーボギー優勝」という偉業も成し遂げてしまう。これは記録の残っている1985年以降の日本プロゴルフ界において、1度も発生していない出来事だった。

しかし、宮里優作の2013年以降の各年度の賞金を見てみると、いずれは賞金王になるのではないかと言われていた。2013年から7800万→6400万→1億300万(2位)→4400万→1億8300万(賞金王)

ちなみに、2023年度も2500万円を達成していてまだまだ現役、さらに生涯獲得賞金も9億円と男子プロ全体19位となっている。

他にも、宮里優作は、ゴルフ系のYouTubeチャンネルに多数出演しており、出演すると数十万再生から数百万再生する人気コンテンツにもなっている。

宮里優作の現在:結婚した奥さんが美人過ぎる【モデル】子供は2人

宮里優作は、2007年の27歳で結婚した。

相手は、モデルの鈴木紗千恵で、4つ年上の姉さん女房だと話題になった。

現在は娘と息子、2人の子供がおり、宮里優作のインスタグラムに稀に登場している。

 

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ちなみに、プロとして遅咲きと言われている宮里優作は、2007年の結婚してから右肩上がりに成績を上げていくことになる。

体力的に若い方が有利なのは当たり前、そんななかで宮里優作は「早く結果を出さなければ」と、つねに焦りを感じていたと語っている。

しかし、2007年に結婚して子供も生まれて、焦りはいつの間にか覚悟に変わっていたという。時にはシードギリギリで、落ちたらレッスンでも開こうかと考えてしまうこともあった。それでも努力を続けて、結婚から4年目に賞金2位、6年目に賞金王を獲得するにいたっている。そんなドラマがあった宮里優作と奥さんなので、現在でも夫婦円満なのはうなづける。

そしてその経緯があったからこそ、宮里優作は現在でも選手会長としてのポストについている。