ニューヨークお笑い芸人の現在:パンツマン事件と、その後
パンツマン事件を簡単に言うと、以下だ
- ニューヨークが、パンツマンとニコニコで共演
- ニューヨークが、芸人に対するいじりをパンツマンにしてしまった
- パンツマンは、天然物の面白いおじさんなので、うまく切り返せず、いじめのような構図になってしまった
- パンツマンは大人気ニコニコおじさんで、共演者にはネット上に大量のファンを持っている加藤純一もいた
- 結果、配信業界の視聴者の大半を巻き込んだ、大炎上となった。
- 重要なのは、この事件は2017年末であること
ニューヨークが、賞レースで活躍したのは2019年以降。
こういう事件の順番は非常に大事だ。
ニューヨークは実力を示してから嫌われたのではなく、嫌われた後に実力を示したことになる。
これはつまり、「パンツマンの件で嫌いだったけど、芸人として実力あってすごいなー」と少なからずいるってことである。
もし順番が逆なら「ニューヨークって賞レース出まくってたけど、人格終わってる」となるかもしれない。
しかし実際には「昔失敗しちゃったけど、乗り越えたんだね」というストーリー構成になっているってことだ。
ニューヨークお笑い芸人の現在:状況整理
テレビでもYouTubeでも活躍しているニューヨークは、お笑い芸人として間違いなく成功している。
ニューヨークの人気を表すものは以下だ
- 全国地上波でMCに冠番組、年間300本のテレビ出演
- 直近M-1、キングオブコントでの面白さの裏付け
- YouTubeチャンネル登録者30万に越え
- パンツマン炎上事件は2017年末。謝罪もして、獲得した賞レースは、全部パンツマン事件の後で実力でもぎ取った。
逆に、反証要素は以下だ
- 登録者30万人では芸人YouTubeランキング1位には全然足りないどころか、100位にすら入っていない
- 自身の冠番組「NEWニューヨーク」での検証では、「20人に聞いて、1番好きは0人、2番目に好きで1人」
- 全国10代~50代への900人の調査では、1位から10位にすら入っていない
- お笑い芸人YouTubeチャンネル登録者1位の中田敦彦は人気ランキング外だが、「チョコプラ」「かまいたち」「しもふり」「粗品」などYouTubeの最上位に入るような芸人たちは、1位から10位に数多くランクイン
- 唯一、ニューヨークとチャンネル登録者数が近い「シソンヌ」は、900人の調査で4位にランクインしている。しかし数か月に1本のみの投稿で、2日に1本のニューヨークと並んでいる。しかも再生数も数十万は当たり前に超えている。
以上より、芸人ニューヨークの人気ランキング1位の仮説を書いていく。
ニューヨークお笑い芸人:多分「ポケモン、コイル1位事件」
もっとも確率が高いは、やはり「ニューヨークを意図的に1位にしようとした人がいる」、ということだ
ニューヨークは確かに素晴らしい経歴を持っている。
「賞レースによる実力の裏付けがあり」、「テレビ出演本数による知名度」もあり、「数少ないYouTubeで成功している人気芸人」だ。
「面白くない」と言ってる人は、普通に嫌いな人だろう。
しかし、芸人1位の称号は、これらでは到底足りないほど、はるかに高みにある。チャンネル登録者100万人を超えて、数十万から百万越えをバンバン出すような芸人でも、達成が困難だ
そんな称号を1度なら、トレンドや時世でとれること張っても、2年連続はおかしい。しかも別の媒体ではなく、同じ媒体であるのも偶然とは思えない。他の媒体の調査では、ランク入りすらしないのもそう。
そこで、ポケモンコイル1位事件である。
文春オンラインのランキングでは、ニューヨークがぶっちぎりの1位だったことも、文春は認めている。
通常、ツールや組織票によってランキングが操作された場合、操作したものはぶっちぎりの1位になることは、コイル事件らによって証明されている。最近は2chでなくとも、いろんなコミュニティがあるし、ディスコードら閉じたコミュニティも無数に存在する。そうした場所の人間が、意図的にニューヨークを1位にしたと思われる。