大橋のぞみは、映画「崖の上のポニョ」でえげつないバズり方をした子役だ。
ブレイク中にもかかわらず早々に引退してしまった大橋のぞみは現在何をしているのか気になるので調べた。
ついでに、大橋のぞみの勢いがとんでもなかったころのエピソードで面白いものがあったのでテンポよく追ってから、大橋のぞみの現在も見ていく。
大橋のぞみの子役時代:至高の子役だった
〇大橋のぞみ、爆発的ヒットはポニョで
2008年、大橋のぞみが9歳のときに、大ヒットジブリ映画「崖の上のポニョ」の主題歌を務めた。プロデューサーが「ミリオンを狙う」と映画公開半年前に異例のリリースをして、大して話題にもならずCD売上3000枚と、大ピンチだったCDだ。
しかし、映画公開から順位が急上昇、CD売上は50万枚を超えて、ダウンロードも500万件近い数字にまで届くヒットを見せた。結果、歌っている大橋のぞみにも注目を集め、その愛くるしさから注目を集めるようになった。
〇大橋のぞみ、紅白2年連続出場
大橋のぞみはとにかく好感度が高く、紅白に出演しまくった。大橋のぞみがブレイクしたのが2008年引退したのが2012年とわずか4年間の活躍だったが、ポニョで出演した翌年には応援ゲストで2曲披露している。これだけでも、「昨年最も印象に残った曲といえば、ポニョだよね」と思われていた背景がうかがえる
〇大橋のぞみ、CMでまくり、14本
波に乗った大橋のぞみの勢いは、ヒット女優を越えて、CMは最大で14本に出演した。出演費用は500万から800万にも届いており、大橋のぞみの当時の年収は軽く1億を超えていると目されていた。ちなみに、知名度がある俳優以上だとCM相場は1000万なんて言われていたので、当時の大橋のぞみは知名度◎好感度◎で500万800万は、コスパ最強の芸能人だったと思われる。
〇理想の妹ランキング、大人の女ばかりがランクインするなか3位
2009年には1000人を対象、理想の妹ランキングが実施された。
このアンケートの上位を占めているのは、ベッキー、新垣結衣、上戸彩、志田未来と、いわゆる容姿の整った美少女美女ばかりである。その中で、本当にただ純粋に妹として欲しいと3位にランクインしたのが大橋のぞみ。当時の大橋のぞみの好感度は本当に異次元だった。
〇いいともテレフォンコーナーに史上最年少出演記録
さらには、現在では終わってしまった長寿番組「笑っていいとも」のテレフォンコーナーにも出演して、史上最年少記録となった。
芦田愛菜や寺田心でさえ更新していない記録で、人気子役であってもなかなか呼ばれづらい場所だとうかがえる。
大橋のぞみの現在:引退理由
〇大橋のぞみ、12歳で引退
2012年3月、大橋のぞみが引退をえらぶ。当時はいまだCMにも出演していて、変えがたい知名度と高い好感度も持ち合わせていた。しかし、小学校卒業を機にバシッと引退を決めている。引退が突然すぎて、「え、あんなに人気だったのに、引退したの?もったいない」と思っている人は多い
〇実は引退していてびっくりしたランキング2位
引退から6年後に500名を対象に行われたネットアンケートでは、「実は引退していてびっくりした有名人ランキング」で、大橋のぞみが2位にランクインしている(1位はショムニの単発のお姉さん役:宝生舞)。
〇引退理由は学業に専念するため
引退した理由の1つは、「学業に専念するため」だと話している。
実際、日本教育の場合、小学校と中学校での勉強量でおおよその進路が決まってくるところがあるので、大橋のぞみの保護者の助言方針もあったものと思われる。
〇祖父の助言に、芦田愛菜の登場
大橋のぞみの祖父からの助言もあったと言われている。「芸能界に長くいるべきではない。芸能界にしがみついて人気がなくなってボロボロになると、社会常識がないので、人生が大変になる」なる話をしていたとか。芸能界の定説で、子役の一番人気の時期は小学校低学年までといわれており、当時は芦田愛菜に鈴木福の登場で、子役としてのCMシェアもどんどん移り変わっていた背景があった。つまるところ、大橋のぞみが子役として小学校を卒業で引退したのは、めちゃくちゃ引き際が良かったってことである。好感度良く、落ちぶれたとか言われず、「マジかよ引退しないで―」なんて言われながら引退する。
大橋の現在【画像】
大橋のぞみの現在の年齢は、生年月日が1999/5/9なので、25歳です。
パーティー最大のシーンは中学生になった大橋のぞみちゃんとの2ショットでした。 pic.twitter.com/epvZyrEm
— 市村朝一 (@tom_ichimura) August 20, 2012