2000年以前から2000年代前半に、もっとも栄えたニューハーフ系列の芸能人おすぎとピーコ。
順調に行けば、その系列で絶大な力を発揮しているはずだが、なぜか最近はあまり見ない気もする。
おすぎとピーコの現在だ。今何してるのか?消えたのか?なぜ消えたのか?そもそも何者なのか?経歴についても見ていく
おすぎとピーコの現在の年齢
おすぎは現在、78歳。
ピーコは現在、78歳。
おすぎ(弟)とピーコ(兄)である。
おすぎ、現在にいたる経歴
もともと、テレビ業界の裏方として働いていたおすぎ。
1975年に、ピーコと一緒に、同性愛を全面に出しながら芸能活動を始める。
1981~1993年という、かなり長い期間キネマ旬報で映画評論のコラムを書いており、現在の映画関係の仕事が来ているのは、その関係である。
ピーコ、現在にいたる経歴
シャンソン歌手のイブニングドレスを作りたいという願望から、服飾関係の学校にすすむ。
ピーコのファッション系の仕事は、このときの経歴から来ている。
1975年、おすぎと一緒に、同性愛の双子を全面に出して、ラジオやバラエティ番組に出演した。
おすぎとピーコの現在にいたる経歴【何者】
- 同性愛の双子というキャラクターが唯一無二だったので1度は旬があった
- しかし徐々に仕事が減っていき
- 定番を残すこと無く、おすぎとピーコの瞬も過ぎてしまった。
- そんなとき1989年、ピーコが眼球に癌、治療費も1000万を超えてしまう。
- ヒットがなく苦しい期間は、おすぎが全国を飛び回ってピーコを支え、多くの芸能人も寄付や見舞いで支えてくれたらしい。
- そして1998年、人気番組「SMAP×SMAP」 で、パロディ「ヒーコのファッションチェック」を行い、おすぎとピーコが再ブレイク。
- おすぎとピーコは何者なのかを言ってしまえば、芸能界の仕事をちょっとかじっていたごくごく普通の一般人と、服飾に興味があったごくごく普通の一般人、しかし「双子で両方とも同性愛者」という唯一無二のキャラクターがあったので、それを使って芸能界に進出した人たち。ということのようだ。
ピーコ、目の病気①
1989年、ピーコは、30万人に1人と言われている、目の中に皮膚がんを発症する病気になった。
眼球は大体2.5cm程度だが、ピーコの腫瘍は1.4cmあったという。
現在は、左眼球を摘出して、転移もなかった。ピーコのトレードマークとなっている、黄色レンズのメガネは、この関係である。
ピーコ、義眼代、高し
義眼は1個30万ぐらいするという。
しかも最初のうちは、何度も作り直して、年間20個ぐらいを付け替えなければならない。
そんなとき、黒柳徹子や永六輔らが、義眼プレゼント会を作って、寄付で300万円も集めてくれたらしい。
名簿には、ピーコが「この人は嫌いだ」と思う人の名前もあったとか。このときから、人に優しくしようと思ったらしい。
おすぎとピーコ、消えた
SMAPSMAPのパロディによる再ブレイクから、
「笑っていいとも」でレギュラーにまでなった2人。ピーコが11年、おすぎが9年。笑っていいともメンバーの中で、レギュラー期間歴代12位の記録だ。
他にも、バラエティ番組はもちろん、ニュース番組らでコメンテーターをつとめることもあったりと、目覚ましい活躍をしていたが、最近消えた気がする。
おすぎとピーコ、消えた理由:ニューハーフ芸能人多し
- マツコ・デラックス
- ミッツ・マングローブ
- IKKO
- IVAN
などなど、バラエティ番組では、好感度も高く、キャラクターも強く、トーク力もある、若手中堅のニューハーフ芸能人が増えたことで、おすぎとピーコの出番がなくなってきたようだ。
特におすぎとピーコは、二人セット感が強いので、全国地上波で片方だけ呼ぶなら、ミッツ・マングローブでよくね?ってなるのかもしれない。
おすぎとピーコは、年齢も、78歳。おじいちゃんなので、自虐もあんまり受け付けなくなっている面もある。
おすぎとピーコの現在
おすぎは、ローカルテレビ局KBC「アサデス。」の月曜レギュラーとか、大分朝日放送の土曜レギュラーとか、全国地上波はあまり見かけないだけで、ローカルでは毎週活躍しているようだ。あとは、TSUTAYAにおすぎのこーなーがあったりと映画関係お仕事もしているようだ。
おすぎさんもピンクユニを着て応援です📣
(去年のピンクユニってことは…🤫)#サンデーおすぎ#タカガールデー#sbhawks pic.twitter.com/dhs4wpmv6s— サンデーおすぎ (@kbc_osugi) May 12, 2019
ピーコは、関西テレビで「ピーコ&兵藤のピーチケパーチケ」と冠番組とか、テレビ静岡で、毎週レギュラーのコメンテーターとか、こちらもやはりローカルを中心に、レギュラー番組を持っているらしい。
おわり