酒井法子は、1980年代はアイドルタレントとして、1990年代ドラマ女優として一世を風靡した女性タレントだ。
酒井法子は、人生の絶頂と転落を味わっている女性であり、そして現在も酒井法子の活動は続いている。
酒井法子の昔をテンポよく振り返っていくとともに、酒井法子の現在を見ていきたい。
酒井法子の現在も語り継がれる昔のすさまじい人気【画像】
〇酒井法子、グランプリ逃すも
酒井法子の芸能界入りは、54000人以上の参加したオーディション企画があった。酒井法子はオーディションの最終選考で落選してしまう。
しかし、サンミュージックの専務が酒井法子のことを気に入って、急遽「BOMB!賞」という特別賞を用意して、酒井法子が受賞することになる。このように、重役に気に入られる形で芸能界入りを果たした場合、仕事の量が約束されていることもあり、酒井法子の未来は明るいものだった。
〇酒井法子、ユーモラスなキャラクターと美少女っぷりで人気アイドルに
酒井法子は、のりピー語などのユーモアあふれるキャラクターとその容姿で、お茶の間の人気を博した。「モモコクラブ」などのテレビ番組でレギュラーを持ち、アイドル歌手としても最優秀放送音楽新人賞を獲得している。
ただし、酒井法子の活躍した時代はアイドル歌手が乱立する時代でもあり、オリコン1位は最初のベストアルバムのみ。伸び悩んだ酒井法子が選んだ道が、海外進出だった。
〇酒井法子、日本芸能界最初のアジア展開アイドル歌手
1990年代に入ると、台湾香港中国本土への活動範囲を広げることで、日本芸能界よりも強く広い知名度を獲得し、中国の音楽雑誌におけるランキング3か月間獲得し、表紙を語るにまでいたった。当時の活動の影響は大きく、酒井法子の現在も残るファンは、日本よりも海外の方が多いかもしれないぐらいだ。
酒井法子、現在の知名度につながる爆発的ヒット
〇酒井法子、バカ売れる
芸能界入りして9年、女性タレントとして、日本芸能界での地位はそこそこだった酒井法子が一躍トップ女優にまでなったのは、脚本家の野島伸司に見初められて、月９「ひとつ屋根の下」のヒロインとして出演したからだ。「ひとつ屋根の下」の記録した最高視聴率37.8％は、1990年代の全テレビ局が記録した最高視聴率であり、現在においてもフジテレビ史上1位の記録になっている。
〇酒井法子、女優としての地位を確立
さらには野島伸司の「星の金貨」に主演として酒井法子が出演している。「星の金貨」は、脚本と役者の良さから7.2％スタートから23.9％まで伸びたことで、テレビドラマ史上最も上昇率が高いドラマとして有名だ。この頃には、酒井法子が女優としても高い評価を受けるようになった。「星の金貨」では、主題歌の「碧いうさぎ」がじわじわ売れて、酒井法子初のミリオンヒットを達成している。
もともと有名だった酒井法子だが、全国民に受け入れられるようになって知名度とタレントとしての地位が上がったのは、このドラマでの活動が大きい。ここから2年後、酒井法子は結婚する
酒井法子、結婚と転落
〇酒井法子は、大ヒットから2年で結婚
芸能界入りをしてから12年の1998年12月、酒井法子は27歳で、3歳年上のプロサーファーである高相祐一と結婚する。このときすでに妊娠3か月であり、7月に長男を出産した。身もふたもないことを言うと、人気女優としての地位は未婚であることと相関があり、自身の出産休暇育児休暇と合わせて、ドラマ女優としての活躍は鳴りを潜める。
〇事件
そして2009年、酒井法子と旦那が二人で覚せい剤所持で逮捕になる。当時の騒ぎは他に類を見ないほどで、事実、裁判傍聴抽選はたった20席に対して6615人が参加することで、日本刑事裁判史上最も倍率の高い３００倍をこえる裁判となったほどだ。翌年「夫と離婚することで、覚せい剤を断ち切りたい」と旦那との離婚が成立している。
〇酒井法子、多額の賠償金
このような事件を起こしてしまうと、芸能界にありがちなのが、賠償金にまつわる問題だ。
たとえば、CMに出演している場合、「違約金＋ギャラの返済」で多額になると言う。
たとえば、１年契約で６０日で事件が発生した場合、残りの１０か月分のギャラを返済するような契約になっていることが多いらしい。大手企業と契約している場合には数億なんて当たり前、酒井法子の場合は５億円だった。
そしてこのような事件の後に続く賠償金返済の話がある現在を見ていく
酒井法子の現在
酒井法子の現在の年齢は、生年月日は1971年2月14日、53歳となった。
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