高橋洋子は、スタジオミュージシャンとして活躍して、歌のお姉さんを目指していた歌手である。
高橋洋子のエヴァ主題歌【残酷な天使のテーゼ】の伝説が凄すぎる。
高橋洋子の現在が、めちゃくちゃストイックで献身的である。
高橋洋子って何者?:有名歌手のバックコーラスを務めて歌のお姉さんを目指していた歌手【若い頃の画像】
デビュー当時の高橋洋子が芸能界に入ったきっかけは、日本一歌唱力が高いと言われている久保田利伸のバックコーラスのオーディションだった。
1度バックコーラスの仕事をすると、そのあとも同じような仕事が舞い込んできて、松任谷由実やWinkのバックコーラスに、今井美樹や斉藤由貴のアルバムコーラスとなど、有名ミュージシャンと一緒に仕事をする機会が多かった
その他にも、CMソングやサウンドトラックのボーカルなど、他人の楽曲に参加するスタジオミュージシャンとして活躍していた
スタジオミュージシャンは、高い演奏技術や、プロデューサーに注文にこたえるだけの柔軟さが必要になる。ギタリストなど楽器奏者が多い。スタジオミュージシャンになると言うことは、それだけ歌唱力も高いし、音楽業界で信頼も得ていたってことである
だからこそ、現在では伝説となっているエヴァンゲリオンの主題歌を担当することになった
高橋洋子のエヴァ伝説【残酷な天使のテーゼ】がヤバすぎる【謙虚すぎる性格】
高橋洋子の経歴は、歌手として大ヒットしているプロフィールではない。しかし、信頼を獲得していた。その信頼は時に大きな仕事につながることもあった。それがエヴァの主題歌だ。
「残酷の天使のテーゼ」のレコード会社、キングレコードに所属していた音楽プロデューサー大月俊倫とCMで仕事を一緒にしたことをきっかけに推薦をもらい、【残酷な天使のテーゼ】を担当することに決まった。
【残酷な天使のテーゼ】は今なお伝説を残している。
たとえば、平成カラオケランキングでは、全楽曲の中で圧倒的な1位。30年と113日という期間の中で、もっとも歌われた楽曲となっている。
さらに、【残酷な天使のテーゼ】の2022年のカラオケランキングでも、年間ランキング5位。伝説は現在も続いていると言える。
○高橋洋子、大ブレイクした直後に歌手を止める
高橋洋子は、【残酷な天使のテーゼ(1995)】の大ブレイクから5年後、2000年にレコード会社を止めて、ケアワーカーとして介護の業界に就職している。
レコード会社を止めた理由については、自分の扱いについての嫌悪感から辞めたと語っている。嫌悪感と言ってもパワハラを受けたわけでも搾取されたわけでもなく、逆に人気アニソン歌手として持ち上げる環境に変わった。このことで、「人として歌手としてダメになってしまう」「自分の身の丈に合った生活をするべきだ」と考えて、レコード会社を止めたとか。めちゃくちゃ謙虚である
高橋洋子の現在:結婚と旦那と子供【まさかの印税】
○高橋洋子は結婚している
高橋洋子は1966/8/28生まれ、現在の年齢は58歳。
【残酷な天使のテーゼ】以前は、有名ではなかったこともあり、結婚の発表はしていない。が、1997年よりも前に結婚していると言われている。というのは、2017年には、20歳の娘がいることを話しているため、結婚後に子供を産んだと仮定すると、1997年頃より前に結婚したと考えられる。
○高橋洋子の旦那と娘
高橋洋子の旦那については、公開されていない。しかし、介護時代には、「夫がいた」「病気で働ける状態じゃなった」「自分が大黒柱として家族を食べさせていく必要があった」と語っている。
高橋洋子さんは、20歳の娘さんがいるんだ!(^o^) pic.twitter.com/vHGomeLdsv
— アクエリアス (@eAos3oBHjGTaNG1) June 22, 2017
○高橋洋子、印税額がまさかの・・・
高橋洋子の【残酷な天使のテーゼ】は、日本一歌われている楽曲だ。そのため、大量の印税が入っていると思われていた。しかし、実は印税は0円。カラオケによって1円たりとも支払われていないと語っている。
というのは、カラオケは歌が抜けているので歌唱印税が入ってこないとか。だからカラオケでどれだけ歌われても、0円なのだという。現在は状況も変わっているが、すくなくとも1990年代では、歌唱印税はないような契約になっていることがほとんどだった。
しかしあれほど歌われている楽曲なのに、印税が0円とは信じられない。ちなみに、作詞した及川眠子さんの印税は、過去すべての年で印税3000万円の下回ったことがないらしい。すごい世界である
高橋洋子の現在:ストイックすぎる性格
【残酷な天使のテーゼ】は日本一歌われている楽曲なだけに、現在でもたびたびテレビやイベントで楽曲を披露することが多い高橋洋子。さすがの実力を買われて生き残っている歌手だけに、2021年55歳の時のライブでも、当時と変わらない、むしろそれ以上のものを見せつけている。
しかし、現在でも全く歌唱力が衰えていない理由は、本人のストイックすぎる性格にある。
高橋洋子は、なんと現在でも、毎日エヴァンゲリオンの歌を練習しているという。
さらにただ練習しているだけではない。エヴァンゲリオンの楽曲は、多くの人々にとって思い出深い作品なので、当時の歌声とできるだけ差異の無いように努力している。年齢によって声質の変化が起こるところを、昔の音源を毎日のように聴いて、頭の中に刷り込むようにしている。そして練習時間は1日2時間、これを毎日やっている。
しかも、高橋洋子は、【残酷な天使のテーゼ】を自分のカラーに染めることを好まない。あくまでエヴァンゲリオンのファンのために、出来るだけイメージを崩さないように歌うことこそが自分の使命だと考えているそうだ。めちゃくちゃ献身的で謙虚でしかもストイック。素晴らしい人格者であることがうかがえる。プロですね。