東方神起は、韓国の伝説的なアイドルグループで、東方神起がヒットしたから今の韓国アイドルグループがあるとも言われている。
東方神起の分裂脱退騒動は、叩かれた2人が可哀相すぎる。
東方神起は現在、チャンミンとユノの2人でいまだ継続しており、凄い人気を博している。
元東方神起メンバーのJYJ、ジュジェンとジュンスとユチョンの3人は、JYJとしては活動せずにそれぞれソロでやっている。
東方神起はこんなアイドル:売れないだろうと思われていたのに、世界すら変えてしまった歴史的神グループ
○「東方神起?無理だよ、絶対売れない」
東方神起のデビュー当時は、彼らの活躍を期待する声は少なかった。なぜならアイドルブームが去った後だったからだ。売れる歌手はもっぱらソロ歌手で、当時活躍中のアイドルグループはどれも勢いを失っていた。
東方神起には80億ウォンという多額の投資が行われていたが、業界内では失敗するだろうというのが共通の認識で、SMエンタテインメント内でも東方神起の活躍を疑問視する見方が多かった。
○東方神起、神がかり的な活躍
想像とは裏腹に、東方神起はデビューするとすぐに注目を浴びて大ヒット、その年の名だたる賞を総なめにするなど、あっという間に韓国トップ歌手グループにまで駆け上がった。
○東方神起のおかげで、今の韓国アイドルグループがある
当時の韓国ではアイドルブームが去って、新規アイドルの登場がどんどんなくなっている最中だった。しかし東方神起の成功により、各事務所が再びアイドルに関する施策を回すようになって、アイドル界を再興の足掛かりとなっている。
その後の東方神起は、日本の韓流ブームが来る前にデビューしてオリコン1位を獲得するなど、日本で最も有名になった海外アーティストに仲間入りしたのは言うまでもない。
その後も、常に韓国トップアーティストとして活躍してきたが、東方神起の分裂脱退騒動が起こってしまう
東方神起の分裂脱退騒動:理由【なぜ起きた?】
○東方神起の分裂脱退騒動の概要①:当時の待遇
分裂脱退騒動の原因は、SMエンターテインメントにおける東方神起の待遇問題だった。東方神起とSMエンターテインメントの契約は、1人当たり5年契約で5年1億4000万円。年収にして2800万円である。
もちろん大金なので、最初は納得のいっていたメンバーだったが、東方神起の勢いはとどまることを知らずむしろ右肩上がり、1人で1億2億もらってもおかしくないほどの活躍にまで上がっていた。しかし5年契約なので、給料は上がらない。最初は我慢できたかもしれないが、人気が上がるにつれてどんどん忙しくなっていく。にもかかわらず給料は上がらない。そんなときに、自分より活躍していない芸能人がはるかに多くの大金をもらっていると知れば、行動を起こすメンバーが出てくるのは自然だった。
○東方神起の分裂脱退騒動の概要②:事務所との関係の劇的悪化
行動を起こしたのは、ジェジュン、ジュンス、ユチョンの、のちに「東方神起」から分裂して「JYJ」を結成する3人だった。
3人はどれだけ交渉しても上がらない給料を改善するために、化粧品事業を開始した。これに対してSMは「金銭投資なら問題ない。しかし東方神起としての肖像権は使用しないこと、役員理事ら役職につかないこと」と条件を出した。もちろん反旗を翻す気満々の3人は条件を無視してしまう。これによって、事務所と東方神起の間には、絶対に埋まらない溝ができてしまう。さらに条件を無視して、事務所と完全に対立することになった3人は、事務所を相手取って訴訟まで起こしている。
○互いに損害賠償を要求
SMエンターテインメント側の訴えは、JYJが裁判を起こしたことによって発生した逸失利益22億ウォンの賠償金を請求した。するとJYJ側は自分たちから搾取した223億ウォンの賠償金を請求するなど、どちらも一切ゆずらない構えにまで発展した。両者の争いが泥沼化する中で、1番被害を被ったのは、争いを傍から見ていた残りの2人だった。
○安定志向のチャンミンとユノがメチャクチャ叩かれる
ここまでの経緯を見てみると、分裂したJYJと残りの2人は、「待遇に不満を持って戦うことを決めた3人」と、「待遇は不満かもしれないがとりあえず次の契約まで待てばいいかぐらいの安定志向の2人」に別れているだけである。特に仲違いがあったわけではない。そのため安定志向の2人は、「大手事務所と敵対すると今後も大変そうだしなー」ぐらいに思っていたに違いない。なので事務所と真っ向から対立する3人に対して、どういう立場を取ればいいのか悩んでいた。
しかし、世間はそう見なかったようだ。
世間からのイメージは「搾取する悪の事務所」と「被害者アイドル」の構図が出来上がっており、安定志向の2人は「悪の事務所に与する裏切者」と思われてしまった。しかも2人を批判するだけでは収まるはずもなく、過激なファンの中には2人の家族を脅迫するようなものまで出てくる始末だった。売れる売れないにかかわらず5年契約でサインしたのは自分だしなーと律儀に契約を守っていたら悪人にされた2人は、あまりに理不尽だったと言える。
○裁判集結
裁判から2年7カ月後、ソウル中央地方裁判所で任意調停を通じて、JYJとSMエンターテインメントの争いは完全に終了する。
内容は、本件にまつわるあらゆる訴訟を取り下げること、両者が今後一切干渉を持たないこと。「じゃあもう互いに干渉するのはやめよう」というしごく単純な結論を出すのに3年間かかっているところが、もめにもめたんだろうなーと想像できる。
東方神起の現在:メンバー2人チャンミンとユノは、現在も記録を打ち立てている【続く】
当たりますように#東方神起LIVETOUR2023 #米肌 pic.twitter.com/iSXkstUWKW
— junko_yunoyuno (@JunkoYunoyuno) November 24, 2022
○東方神起は、現在も続くばかりか
東方神起は、チャンミンとユノの2人で、現在も続いている。
そればかりか、日本での現在の人気も、かなり高い水準を保っていることが分かった。
2023年には、全国アリーナ&ドームツアーを成功させている。東京ドームでは4万5000人、全体ではなんと30万人も集まっている。コンサート規模というのは正直なもので、最大規模の会場で人を集められるのは、東方神起の現在の人気っぷりを証明しているといえる。
○東方神起、海外アーティストNo.1
ちなみに、東方神起は、現在日本で最も成功している海外アーティストの1組となっている。
東京ドーム30回、全国ドーム公演89回を記録しており、この記録は、海外アーティストの中でぶっちぎりの1位である。一時的に東方神起よりも人気な海外アーティストグループ入るかもしれないが、2003年に結成して21年、これほど長い間、日本でコンスタントに成功し続けている海外アーティストは、今のところ他にない
○東方神起チャンミン、一般女性と結婚
2020年9月、チャンミンは年下の一般女性と結婚する。結婚を決意した経緯について、「僕は自分のコンディションを第一に考え、他人の感情よりも自分の状況をなによりも注視していた。それが芸能人の仕事だと思っていた」「あるとき、交際していた彼女が、僕に関する良いニュースについてまるで自分のことをのように喜んでいるのを見て価値観が変わった」「僕も、彼女が喜んでいるのを見て自分のことのように楽しいと思ったときに結婚を考えた」と語っている。イケメン過ぎる。チャンミンの現在の年齢は、36歳(1988/2/18)
○東方神起ユンホは、特級戦士に
東方神起ユンホは、兵役に行った際に、「特級戦士」の称号を獲得したとして話題になった。
「特級戦士」は、射撃、戦闘能力、体力、精神力ら、すべての科目で高得点を獲得しなければならず、全体の上位数パーセントにしか与えられない称号だ。ユンホはその称号を手に入れて表彰されたとして模範兵となったわけだ。ユンホの現在の年齢は38歳(1986/2/6)、まだ結婚していない