相撲の宇良の現在【番付】今の膝の怪我は?引退の危機?復帰時期は?

体の小さな宇良が、横綱日馬富士に金星を飾ったのは、2017年7月場所だ。

そのアクロバティックな相撲で、現在にいたるまで、多くの人を感動させてきた宇良。

しかし宇良のアクロバティックスタイルは、プロの大きい相撲取り相手にはリスクがあった。

宇良自身も、学生時代よりも体重を増やし、ますます膝への負担がかかった。それが宇良を現在の怪我へと追い込んでしまったと言える。

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宇良の現在【番付】怪我と復帰後と番付の流れ【最新情報】

  • 2017年7月:番付【前頭4】右膝怪我
  • 2017年9月:番付【前頭4】右膝怪我休場
  • 2017年9月:番付【前頭4】左手甲手術
  • 2017年11月:番付【前頭16】右膝前十字靭帯損傷・左膝暗月板損傷、両膝手術
  • 2018年1月:番付【十両11】リハビリ開始。ようやく歩けるようになった
  • 2018年3月:番付【幕下10】リハビリ
  • 2018年5月:番付【幕下50】リハビリ
  • 2018年7月:番付【三段目30】復帰予定も、回復途上で延期
  • 2018年9月:番付【三段目91】復帰「6-1」
  • 2018年11月:番付【三段目33】三段目優勝
  • 2019年1月:番付【幕下23】右膝前十次靭帯断裂。同じ場所
  • 2019年2月:番付【幕下36】
  • 2019年3月:番付【幕下16】
  • 2019年5月:番付【三段目16】
  • 2019年7月:番付【三段目76】
  • 2019年9月:番付【序二段36】リハビリ、基礎運動に専念中
  • 2019年11月:番付【序二段106】5場所ぶりに復帰。白星を獲得。宇良のコメント「自分の力にはまだまだ伸びしろがあると思ってる。体を強くしていきたい」
  • 2020年1月:番付【序二段28】序二段7連勝後、7連勝同士の決定戦で勝利。8戦全勝優勝

大怪我を何度繰り返しても、復活して、白星まであげるのは、鳥肌モノである。

怪我をして実績が減り、しかしファンは倍倍と増えていることだろう。

土俵で宇良が躍動するのを、多くの人が待ち望んでいる。

怪我の再再発にだけは無いようにと、神に祈るしかないな

宇良の現在の、膝の怪我の状況はどうだったの?

部屋付きの稲川親方は言った

「前と同じく、音がしたと言っていた。前十字靭帯の損傷。断裂している。」

学生時代の宇良。神試合だ。

実は宇良の怪我は、完治していなかった

宇良は、2019年1月場所で、今年の目標を「膝を治したい。もっと完璧にしたい」と言っていた。

つまり、まだ宇良の膝の怪我は治っていなかったのだ。

宇良は2018年1月リハビリを始めた頃もポジティブだった。

「休んでいる間、今までできなかったこともできるようになって、とてもたのしい。膝がついてくれば、前より強くなると思う」

師匠は言っていた。「9割がた治ってからじゃないと、土俵稽古はさせない」

そして2019年1月場所で、悲劇が起きてしまった。

宇良はもう引退は避けられないか?

【貫禄の大関と、特攻の宇良。とってもかっこいい】

宇良は平成4年生まれだ。相撲取りの引退時期を考えると減益はあと6年~8年。

番付はもちろん、力士生命としても、宇良にとって厳しいのが現実だ。

宇良の怪我を見た医者は言った。

「もう1回、相撲を取ることができる」

宇良の師匠である木瀬親方は「これで終わりじゃない。宇良には気持ちが強い」

宇良は言った「土俵でもう1回頑張りたい。ここでは終われない。元気です」

医者、師匠、宇良本人共に、復帰への強い意識を持っている。怪我の回復を心から祈ってる。

現在の大相撲では、膝の怪我は、呪いのように付きまとう【宇良】

大相撲の専門家によると、

「膝は完治していなくても、攻めは可能」

「膝の怪我は、力士生命を完全に立つものではない」

「前に出る相撲をするときは、膝に負担がかからない」

膝が不完全な状態で、土俵に上がれてしまう理由だ。膝に負担がかかるウケは出来ないが、前に出てしまえば問題がない。

加えて、リハビリにも時間をかけることは出来ない。

実際、宇良は、たった1年で、前頭4から三段目50まで番付を下げている。

野球やサッカーのように1年2年、まるまるリハビリに使うという猶予はない。

こうした背景が、不完全な状態で、相撲に出ることになる。そして、宇良はまた怪我をしてしまった。

公傷制度があった話につづく【宇良の復帰時期は?】

宇良のようにやむを得ない事情によって休場する力士のための制度で、「番付と給料を確保できる」ものがあった。

しかしソレは廃止された。その詳しい話や、宇良の復帰時期についても

公傷制度ってのがあった【宇良の現在】

公傷制度は、怪我して休場しても番付と給料を確保できるよというやつだ。

実際にはもう少し複雑だがおおよそ間違っていない。

今の宇良にこそ、この制度は適用したいところだ。

しかし、公傷制度は2003年廃止となった。

理由は、公傷をつかって、休場力士が乱発したからだ。

悪用したわけではない。力士は、何トンもの力がぶつかり合う世界だ。怪我や痛みと常に付き合っている。

人間は楽な方に行くものなので、痛みがあったら公傷制度を使うのだ。

宇良の復帰時期は?

全開と同様で言うなら、1年後。

再発ということもあり、大事を取って2年後という可能性もある。

しかし、大相撲の世界では、あっという間に番付が落ちるので、はやめようとするかもしれない。

ファンとしては、ゆっくり完全な状態で出てきてほしいと思う処だろう。

宇良の現在までの流れが分かる動画

宇良のことが詳細に紹介してある。分かりやすい。

宇良の相撲は、やっぱりまだまだ見たい。

怪我が大変だろうが、絶対復帰して、戻ってきて、大相撲を盛り上げてほしい。

おわり