宇多田ヒカル:宇多田ヒカルの名曲が名曲たる理由
宇多田ヒカルの音楽への価値観がよくわかるエピソードがある。
宇多田ヒカルの「Fantome」「初恋」のレコーディングを担当したスティーブモーリスによると、宇多田ヒカルは、他のどんなアーティストとも違う点が2つあるという。
1つは、「宇多田ヒカル本人がいないところでレコーディングが行われることは絶対にない」こと
2つは、「不可能は諦めるが、難しいは断固としてやり遂げる」こと
スティーブモリスは「レコーディングの時に、宇多田の要求に対して、参加したミュージシャンが”それは無理だ、難しい”って言ったんだ。そしたら宇多田が”それは不可能なの?難しいの?”って聞いたんだ」と話している。
要するに、宇多田ヒカルは音楽に対して絶対に妥協しないし、作品が完成するまで細部にまでこだわっているってことである。ここまで天才天才と言いまくっているが、そうなるだけの理由があるという話である。
宇多田ヒカルの天才エピソード:もう1人の天才、小室哲哉に引導を渡しかける
日本の音楽業界屈指の天才といえば、やはり小室哲哉。
小室哲哉は、まさしく王国を築いていた。
1位から10位の半分以上を小室楽曲提供の歌手が並んでいた。小室哲哉の曲を歌う歌手は「小室ファミリー」と呼ばれて、カテゴリーに小室哲哉が登場するほどだった。そしてたった1年間で1500万枚を売り上げた。
そんな「小室ブーム」 を終わらせたのが、宇多田ヒカルである。
実際、小室哲哉は宇多田ヒカルについて、「これほどのやられた感はない」「引退を考えた」とも語っている。
ちなみに、小室哲哉の持っていた記録「1年3か月でCD1000万枚売り上げ」を、宇多田ヒカルは5カ月と少しで達成してしまっている。
宇多田ヒカルの凄さ:音楽を変えた
「JPOPを変えたものは2つある。ipodと宇多田ヒカルだ」と言われている。これも小室哲哉の言葉だ。
当時の音楽業界は「音楽プロデューサーやレコード会社に耳を肩抜けながら、歌う」という暗黙の了解があったとか。要するに、運営側が好きそうな言葉を使って歌を隠し、好きそうなメロディで歌を出してたってことである。しかし、宇多田ヒカルの登場から、少しずつその暗黙の了解がなくなっていったそうな。
今の歌手を聴けば歌手それぞれで全然曲調が違っているわけだが、昔の曲は同じではないながら似ている雰囲気があったようだ。
宇多田ヒカルの現在(結婚、離婚、旦那)
宇多田ヒカルは現在、41歳(1983/1/19)。
パリファッションウィークのSacaiのショーにお邪魔させてもらいました!コレクションやばかった。
一人でカメラマンに撮られてるぎこちない私と、友達と並んでSacaiのスタッフの方に撮ってもらってる時の私の表情の違いw pic.twitter.com/suntbHsYUd— 宇多田ヒカル (@utadahikaru) March 8, 2023
宇多田ヒカルの結婚離婚歴はこんな感じになっている
- 2002年:紀里谷和明と結婚(宇多田ヒカル19歳、紀里谷和明34歳)
- 2007年:離婚
- 2014年:8歳年下イタリア人と結婚(宇多田ヒカル29歳、イタリア人8歳年下バーテンダー)
- 2015年:第一子出産(息子)
- 2018年:離婚
宇多田ヒカルの両親、藤圭子と宇多田照實が、しょっちゅう離婚再婚を繰りしていた2人なので、離婚に対してあまり抵抗がないのかもしれない
現在は、ロンドンで、音楽活動と子育ての兼業をしている。日本だと、すぐにマスコミに撮られてあーでもないこーでもない言われるし、英語の話せる宇多田ヒカルが子育てをするうえで日本に住む利便性はあんまりないのかもしれない
ミケランジェロ過ぎワロタ
遅刻しそうでミゾレが降る中でもこんな写真撮る母親に付き合ってくれる息子… pic.twitter.com/hbwxk2h0Tb— 宇多田ヒカル (@utadahikaru) March 14, 2023