最強の助っ人外国人、アレックスカブレラ。
特に、アレックスカブレラの西武時代はえげつない活躍をしており、中には推定180mのホームランも打ってしまっている。
アレックスカブレラの当時の鮮烈な記憶が面白いのでテンポよく振り返ってから、アレックスカブレラの現在も見ていきたいと思う。
アレックス・カブレラの現在も語り継がれる、西武時代のえぐい活躍
〇アレックスカブレラ:最強の助っ人外国人
日本野球には最強の助っ人外国人は多いが、初速でいえばアレックスカブレラの右に出るものはいない。1年目からいきなり本塁打49。2年目には55本、3年目に50本。アレックスカブレラの年棒はあっという間に4億円まで跳ね上がった。特に2年目の55本は当時の本塁打記録タイである。
〇アレックスカブレラが55本を売った時の環境がえぐい
55本打った2002年は、2000年代最低平均打率0.255を記録した年だ。新ストライクゾーン導入で、多くのバッターが苦戦している。さらに、全選手総本塁打も昨年より160本低下している年だ。日本プロ野球史でもっともホームランを打ちにくかった年であり、アレックスカブレラはその年に55本の日本記録タイを残している
〇アレックスカブレラ、たった3年で、様々な本塁打記録
日本記録タイ、3か月連続10本塁打記録、史上2人目の2年連続50本塁打達成、史上初3年累計150本達成。
これらの記録は、来日からたった3年間で達成した記録であり、助っ人外国人どころかすべての日本野球選手の中で、3年間に絞れば、この記録以上のものを持っている野球選手はいない。
アレックスカブレラの薬物ドーピングは、やっていたか?
〇アレックスカブレラ、2007年のミッチェル報告書に、名前が載る
2007年に発表された薬物使用疑惑リストであるミッチェル報告書に、アレックスカブレラの名前が載った。報告書によると、ダイヤモンドバックスに在籍していた当時、アレックスカブレラ宛の荷物としてステロイドが届いていることを発見されたという。調査中に、西武ライオンズに選手契約が譲渡となった。
〇アレックスカブレラ、永久追放処分
2014年4月、メキシカンリーグに所属していたアレックスカブレラ42歳は、ステロイドを使用したとして永久追放処分を受けている。
〇アレックスカブレラ、永久追放処分解除
2014年8月、アレックスカブレラのメキシコリーグにおける永久追放処分が解除された。アレックスカブレラは永久追放処分を受けた当初から身の潔白を主張しており、「私は移籍を主張していたが、他チームでプレイさせたくない幹部が作ったデマカセだ。私は罪を犯していない」と主張している。
〇アレックスカブレラ、ウインターリーグで化け物級の活躍
2015年には、アレックスカブレラ44歳は、ベネズエラのウインターリーグに移籍した。結果、36試合4割1分1厘13本塁打39打点を達成。翌年には50試合3割3分5厘、11本塁打39打点を達成、本塁打王打点王、そして2015年のMVPを獲得している。
〇アレックスカブレラのドーピングはあくまで疑惑
アレックスカブレラの薬物疑惑に関することでいえば、不明である。過去にメキシコリーグの件など、処分を下されたことはあっても最終的には解除されている。よって、アレックスカブレラの薬物疑惑が、処分で確定したものは1つとしてない
動画のタイトルは、「アレックスカブレラ:ホームラン記録と、ドーピングの幻」である。ベネズエラのメディアにとっても、アレックスカブレラ=ドーピング疑惑という印象が強いらしい。それだけミッチェル報告書が鮮烈な印象を与えたってことなのかもしれない。
アレックスの現在【資産、今何してる】
アレックスカブレラの現在の年齢は、生年月日は1971/12/24なので、52歳