テレビ業界史上、もっともモテそうだったスタイリッシュなマジシャンと言ったらセロは外せないだろう。
マジシャンのセロ、現在だ。テレビから消えたあと、今何してるのか?現在の活躍を見ていく。
その前に、セロの過去や当時の活躍を軽く振り返っていく。
セロ(マジシャン)の波乱万丈な経歴を振り返る
1973年生まれ、アメリカ人。ロサンゼルス生まれ、沖縄出身の日本人の父親と、モロッコ系フランス人の母親を持つ。Cyril Takayama(セロ タカヤマ)。
10歳:
マジックを始める。
12歳:
ハリウッドにあるマジックキャッスルと呼ばれる会員制クラブに入り、マジシャンとして将来を期待されていた。マジシャンとしてはエリート中のエリートといえる
16歳:
やんちゃしまくり、16歳で学校を退学に。父親が怒り心頭し、沖縄へ送り日本の高校へ入れようとする。しかし東京の電車乗り継ぎで、逃亡を図る。ストリートパフォーマーに。
日本国内のマジック団体に加盟しようとするも、「よそ者は入れぬ」と門前払いを食らう
17歳:
金持ちビジネスマンに気に入られて、ホテルのウェディングらでパフォーマンスをして稼ぐように
19歳(1994年)
日本の大会で優勝。
1994年~2004年:マジシャンとして成り上りながら、2004年ごろからテレビ出演が増え始める。
コンスタントにテレビに出始める。種が色々明らかになっていき「やらせ」と言われるようになることも増える。
2014年:平愛梨がネタ晴らし。
放送後のツイッター
セロさんすごかったー‼タネはなくセロさんが思えば何でもやれるんじゃないか?って思うほど驚きました。私が別番組で見たことある浮いたやつはタネあかしをしてくれるはずだったそうですが時間がなく残念ながら知ることできず‼
放送終わりお会いでき嬉しかったです☆また必ず生でみたい‼— 平愛梨 (@harikiri_tairi) 2014年7月29日
ネットでは、
「空気読めよ」
「生放送とは言え、言ってはいけないことぐらいわからんか?」
「寝言は寝て言えよ」
などなどセロに同情する声の方が多かったことですね。
にもかかわらず、セロのマジックが平愛梨に透かされるという出来事が起きたことによって、セロのイメージも落ちてしまったのも事実。以降「やらせ」「インチキ」なイメージが先行していることから、テレビがセロを使いにくなったと言われています。
〇セロの実力はどうだったの?
セロのマジックは当時のマジシャンたちの多くが参考にするほどでした。昔の記事でとあるマジシャンが「セロさんは単純なマジックでも滑らかにこなす。同じマジックでもセロさんがやったらわからないなんてことが良くある。それぐらい凄い人」と言っていたのを見たことがあります。経歴を見ると10歳から凄い大人たちに交じって(マジックキャッスル)で手品の腕を磨いていたと言いますからね。年季が違うのは間違いないでしょう。
さらにセロに「インチキ」「やらせ」という人が多くいる理由も述べていました。
「セロさんのマジックは衝撃的なものが多かったので、種を見るとその大きな落差でチープさが際立つんですよ。手品師がみんな抱えている問題でもあります」
それでは、現在のセロの現在について見ていきます