- Faker伝説:史上最高視聴者数を記録
- Faker伝説:Fakerが出るか出ないかで露骨に視聴者数が変わり、RiotはFakerの顔色をうかがう必要が出てきている
- Faker伝説:ピアノも弾けちゃう
- Faker伝説:小遣い3万円
- Faker伝説:質素な生活が楽らしい
- Faker伝説:高級焼き肉屋にも行かない
- Faker伝説:Faker、LOLで活躍することにしか興味が無い
- Faker伝説:配信20万
- Faker伝説:Fakerが怪我をして、いなくなるだけでボコボコのT1
- Faker伝説:伝説コピペ
- Faker:レーンをしながら、見方も見ながら、POGOをしながら、フォートナイトをしながら
- Faker、中国1位から4位を全チームなぎ倒して優勝
- Faker伝説:Fakerの犯罪行為
Faker伝説:史上最高視聴者数を記録
Fakerが世界記録を樹立したのは、Worlds2023決勝の舞台。
視聴者数が最大640万2760人を達成。
この数字はFPSを含めた全Esports史上最高の世界記録となっている。しかも中国視聴者数を抜きにした数字になっているので、ダントツの世界記録だ。
この記録の凄さとFakerの影響力を知るためには、Fakerと視聴者数の関係を知る必要がある
Faker伝説:Fakerが出るか出ないかで露骨に視聴者数が変わり、RiotはFakerの顔色をうかがう必要が出てきている
たとえば2023年にFakerが怪我をしたときは、T1のみならず、LCK全体に影響を与えている。もともとLCKの視聴者ランキング上位はすべてT1に関する試合だったし、そこでFakerが休暇をとったことで、平均視聴者数は大きく減少した。もちろんFakerが復帰すると一気に視聴者数は増えている。
しかも影響はLCKだけでなく国際大会でも同じだった。
MSIの決勝は、「JDG vs BLG」だった。しかし、最高視聴者数を記録したのは、準決勝「T1 vs JDG」だったのだ。つまりLOLではFakerがいるかいないかで視聴者数が変わる。LOLの大会シーンを盛り上げるためには、Fakerが不可欠で、Fakerがいない大会は盛り上がらない。盛り上がっているかもしれないが、最大ではない。
FakerがいなくなったLOLを考えてみると、さまざまなことが予想できる。
たとえば、全プロ選手の給料だ。LOL全体の視聴者数が下がるので、当然運営の収益まで下がり、それはすべてのゲーミングチームに派生する。
「Fakerが引退するとLOLが終わる」と冗談交じりに言われることだが、あながち冗談ではないわけである。
Faker伝説:ピアノも弾けちゃう
Fakerは、最近ピアノを弾く練習をしている。
趣味ピアノのNo1LOLプレイヤーである。どれだけかっこいいんだろうか。
Faker伝説:小遣い3万円
これほどとんでもないプレイヤーにもかかわらず、1か月の小遣いは3万円である。
Fakerはまったくお金を使わないことで有名だ。金の管理は親がしているというぐらい。ブランド品、車、時計らの服飾品らも一切興味を持っていない。
Faker伝説:質素な生活が楽らしい
なぜFakerは金を使わないのかというと、「質素倹約な生活が、1番気持ち的に楽でいい」「倹約に生きることこそが幸せな生き方だと思っている」らというコメントを残している。
とんでもない頭のいいFakerなので、金遣いを荒くすると生活水準が上がり、不幸だと感じる水準も高くなってしまうことに気づいているのかもしれない。
Faker伝説:高級焼き肉屋にも行かない
Fakerは高い飯屋にも興味が無いらしい。
高級焼き肉屋にも行かない。なんなら、焼き肉屋のソフトドリンクは200円らと少し高く設定してあるので頼まないとか。
ちなみに友達と焼き肉屋に行くときは、おごってあげている。
Faker伝説:Faker、LOLで活躍することにしか興味が無い
Fakerの優先順位はとにかくLOLというプロシーンで活躍し続けて、世界最強として君臨し続けることだけだ。他のことに興味を持てないほどに、魂までプロッフェショナルである精神性が、Fakerがぶっ壊れチャンプであるゆえんとも言える
Faker伝説:配信20万
Fakerはいろんな配信サイトでライブを行っており、視聴者が多い時には20万人を超えることもある。投げ銭が100万を超えることもあり、もしFakerが配信に専念すれば、年収10億は優に超える。
さらに、FakerのYouTubeチャンネルはチャンネル登録者数150万越え、LOLの動画でコンスタントに50万再生をたたき出している。
Faker伝説:Fakerが怪我をして、いなくなるだけでボコボコのT1
Fakerの現在の強さについて、実は懐疑的な人もいる。Fakeがr所属するT1は、最強メンバーが揃っているからだ。Fakerが強いのではなく、他のメンバーがキャリーしてるだけではないのか。
しかし2023年7月にすべてが変わる。
Fakerが右腕を怪我して、しばらく休養することになったのだ。
Fakerの代わりの選手は、アカデミーのミッドレーナーPobyだ。PobyはLCKアカデミーリーグでは、スマーフと呼ばれるほど強く、将来的には間違いなくLCKのミッドレーナーとして活躍するだろうと言われている期待の若手だ。
そして1戦目、試金石としてはちょうどいい下位チームDRAに挑んだBO3は、2-0のボロ負け。しかもDRXは10チーム中8位のかなり弱いチームだった。そこからさらにBO3の6連敗をすることになる。
T1は全メンバーLCK最強と言われているのに、Fakerがいなくなっただけで6連敗。このFaker休養事件は、Fakerがいかにミッドレーンから試合全体に影響力を及ぼしていたのかが明らかにした事件となっている。
さらに、Fakerの怪我からの伝説は続く。
Faker復帰後、シーズンは残り2試合。どちらも厳しい戦いになると思われた中で、余裕の2連勝。
プレイオフに入ると、まずは強豪DKに3-1勝利。
次なる相手は、シーズン1位BO3を16連勝17勝1敗を達成した絶好調のKT。T1は2本先取して2-1。降るゲームにもつれ込んで3-2の勝利を果たすことになる。
Faker伝説:伝説コピペ
全盛期のFaker伝説 pic.twitter.com/0GW2C44CAM
— がー@まつたけさん (@geeno_lol) November 3, 2019
Faker:レーンをしながら、見方も見ながら、POGOをしながら、フォートナイトをしながら
Faker、中国1位から4位を全チームなぎ倒して優勝
そして2023年のWCSは劇的だった。
TOP8の決勝トーナメントに残ったのは、中国4チーム、韓国3チーム、NA1チームの8チームだ。
試合が進んでいくなかで、優勝候補だったGENGさえもあっさりと負け、1つまた1つとチームが脱落していき、なんと中国チームの3連勝。中国以外のチームは、T1だけになった。会場TOP8が韓国なのも、韓国人にとっては危機的な状況だったと言える。
TOP8を決めるスイスステージのBO3で、BLG相手に圧勝の2-0で勝っていたT1。
TOP8初戦はLNG。絶対王者JDGの次に強いのではないかGENGとどっちが強いのかと言われるほどの超強豪だったが、すべてのゲームを圧勝して3-0。
次はLPL春夏連覇、MSI優勝と、2023年すべての大会を優勝してきた魔王JDG。JDGは史上初のグランドスラム”2023年シーズン4大会全優勝”がかかったBO5だった。しかしT1は3-1で勝利。決定的だったのは、1-1で迎えた3GAME目。JDGがリードしてWINコンディションだったにもかかわらず、FAKERのワンプレイで逆転勝利をもたらしている。しかもそのワンプレイで捕まえたのが、最強JDGの中でも最高のプレイヤーと言われているRulerだったのは印象的だ。
そして決勝は、韓国最強TOPレーナーBINを圧倒して、決勝まで上がったTHE SHY率いるWBGだ。結果は3-0。Worldsに進出した1位から4位までの全中国チームに対して、1gameのみを落とす完全優勝を達成した。Fakerは27歳6か月でWorlds優勝で、史上最年長優勝となった。
実はFakerのいるT1は、今回の大会でもう1つ、偉大な記録をさらに伸ばす結果となった。その記録とは、対中国無敗記録。T1はWorldsの舞台で、いまだ1度も中国チームに負けたことがない
Faker伝説:Fakerの犯罪行為
このグラフを見てほしい。
このグラフは、LOLソロQのデータだ。
左からアジールの勝率、アジールのピック率、アジールのBAN率だ。
2023年11月12日は、Worldsセミファイナル T1 vs JDG。Fakerがアジールでキャリーして、T1を勝利に導いた日でもある。Fakerの影響で、アジールが異常にピックされ始めたことで勝率は一気に低下、アジールピックを嫌がるプレイヤーが必死にBANしている様子がグラフだけでわかる。
プロシーンで新メタが出て一気にピック率が変わることはよくあるが、この一件は事情が違う。そもそもアジールは新メタではなく、たびたびプロシーンで登場していたからだ。この一件は、Fakerの神プレイに憧れてピックが増えたことで、初見アジールが大量に発生、勝率はなんと10%も下がる結果となっている。
さらに加えて驚くべきは、この現象が起こったのは韓国だけでなく、他のすべてのサーバーで発生したと言うこと。
おわり