室伏広治の「うぇっ!?」な現在【伝説・記録一挙まとめ】病気は難病?

室伏広治といえば伝説。伝説といえば室伏広治。

日本を代表する筋肉伝説の室伏広治が、どれほどすごいのか、多くの人はまだわかっていない。

なので、この記事では、室伏広治の伝説をテンポよくまとめている。さらには、現在の室伏広治もすごいぞって話もしていく。

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室伏広治の現在にいたる伝説 of 伝説

〇室伏広治、日本で20連覇
世界で金メダルを取ったことある室伏広治は、日本で勝つのは当たり前だ。当然、日本選手権では絶対に負けない。
では、他の日本人と室伏広治ではどのぐらいの差があったのか。
室伏広治のハンマー投げの記録は84.86m。
日本歴代2位の記録は75.96mである。
なんと9m。さらに2位以降は団子になっており、76m、75m、74.5mと続いていく。
1位85m 2位76m 3位75m 4位74.5m・・・と、字面で見ると室伏広治の圧倒的なパワーが見て取れる。

〇室伏広治、47歳にして現役野球選手よりもフィジカルが上
室伏広治の伝説は現在もなお築き上がっている。
室伏広治がファイターズを訪問した際には、室伏からプロ野球選手たちに様々な指導があった。
その際には、室伏とファイターズの力比べのようなものもあり、室伏はプロ野球選手3人との引っ張り合いで、余裕で勝ってしまう。今では室伏広治のもっとも有名な動画となっている

他にも、室伏広治がトレーニング方法を教えて、プロ野球選手にやってもらうシーンでは、プロ野球選手よりも機敏な動きでトレーニングをこなす姿も話題になっている。

〇室伏広治、競技メダリストに、相手の土場で勝利する
室伏広治は、筋肉番付に出演した際には、ビーチフラッグで無双もしている。
しかも相手がヤバい。
96年110mハードル金メダリスト
96年の当時世界新100m9.84秒達成の100m走者
この2人を相手にビーチフラッグで勝利しているのが、室伏広治だ。

ちなみに室伏広治の100mは10秒台。30m走では高校時代に3.79秒を達成。ウサインボルトが3.78秒であることを考えると、成人した室伏広治の30m走はウサインボルトよりも早いってことになる。

〇室伏広治の立ち幅跳び世界記録の真偽
当時の立ち幅跳びの世界記録は3m47。その距離を20m以上を上回る3m70cmを飛んだと言われている。この件に関しては、「室伏を持ち上げるための過剰なよいしょ」なんて声もある。しかし、実際は、持ち上げでも何でもない。なぜなら、そもそも立幅飛びを専門で鍛えている人がいないからだ。実際、立ち幅跳びの世界記録は、NFL(アメリカンフットボール)のドラフト候補生が、テストでたたき出した3m73cmとなっている。ビーチフラッグで短距離世界金メダリスト相手に勝てる室伏広治ならば、立ち幅跳びというニッチな種目なら、世界記録をたたき出すのはおかしい話ではない。少なくとも、現在の3.73mが世界新というのなら、当時の世界記録3.47mを室伏広治が超えることは十分ありえる予測可能だ。

〇室伏広治、初見競技でいきなり全国2位
高校時代の室伏広治は、やり投げで国体に参加したことがあった。
室伏広治はやり投げ選手だったわけではない。当時の国体にハンマー投げの種目が無かったので、面白そうってことで、やり投げ種目に参加したのだ。そしていとも簡単に、千葉県代表になる。
面白いのは国体に来た時の室伏広治は、やり投げのフォームすら知らなかった。本番直前「やり投げわからないから教えてくれ」と聞いた相手が、タレントであり友人である照英だ。照英は室伏広治と駐車場に行って、石を使った簡単なやり投げの解説をしたそうだ。
本番、照英をはじめ他のすべての選手は全員奇麗なフォームで投げていた。
室伏広治はフォームもめちゃくちゃ、なんなら最後の方は危なっかしく歩いていたらしい。結果、照英は3位、室伏広治は2位という結果になった。

〇ひろゆき「室伏は、人間よりもゴリラに近い」
一般男性の背筋は150kg
ゴリラの背筋は、600kg
室伏広治は、400kg
つまり、室伏広治は人間よりもゴリラに近い。
らしい。

室伏広治が、現在も現役スポーツ選手よりもフィジカルがある理由

当時47歳の室伏広治と現役野球選手の引っ張り合いで勝ってしまうのは異常なことだ。
日本でもっとも競技人口が多いのが野球であり、野球には日本のフィジカルエリートが集まってくる。2023年のWBCでは優勝しているし、日本の野球は選ばれし筋肉を持っている人が集まっているはずだ。にもかかわらず、2016年には現役を引退している室伏が勝ててしまう。
そんな現役プロをも圧倒する運動能力を兼ね備えることができているのは、室伏広治の知能が大いに助けになっている

〇実は超知性派の室伏広治
室伏広治は、実は筋肉系知性派として知られている。
中京大学の大学院体育学研究科博士課程を修了している。博士課程ってのがすごい。博士課程の修了には、かなり複雑な知識と研究が必要で、学部1年修士2年博士3年という長い期間の研究が必要になります。室伏広治はあれだけフィジカルな活躍をしながら、それほど研究にも打ち込んでいるってことだ。なぜこんなことができたのか。答えは簡単だ

〇なぜ室伏広治がそれほどの勉強・研究に打ち込めたのか
答えはシンプルで、フィジカルトレーニングの許容量は、限界があるからだ。
いかに室伏広治と言えど人間だ。フィジカルトレーニングも1日中うちこみつづけることで無限に成長することはできない。筋肉痛やら休息期間やらが必要で、するとおのずと時間が空く。その空いた時間を室伏広治は、筋肉の効率的実践的な活かし方の研究にさいたってわけだ。その研究で、室伏広治は、年齢の衰えに対抗する策を編み出した

〇室伏広治、自身の年齢を打倒し、世界大会で金メダル
室伏広治も、30歳になることには、自身の体の衰えを感じていたそうだ。いわゆる世界で戦う若い競技者と同じトレーニングをしていても、自分に対する効果の減衰を感じ取っていたらしい。
そこで室伏広治は、運動基盤を3つに分解した。「解剖学的身体と筋骨格」「機能と可動性」「脳と中枢神経」。3つのうち「脳と中枢神経」だけは向上させることも可能だと判断した室伏広治は「脳と中枢神経」を鍛えるトレーニングも追加。結果、2011年の世界陸上選手権では37歳という年齢で金メダリストに輝いている。

要するに、室伏広治は現役を引退してもなおただの筋肉ダルマではないってことだ。単純な筋肉の質では優れたプロスポーツ選手はいるかもしれないが、筋肉を誰よりもうまく使うことができる脳と神経を持っているのは、今も室伏広治だってことである

室伏広治、現在は病気の話も【難病】生存率は?

〇室伏広治、悪性脳リンパ腫が見つかる
2021年4月、室伏広治に悪性脳リンパ腫が見つかったと報道があった。
悪性脳リンパ腫は、年間10万人あたり10人ほどが羅漢する難病であり、血液のがんです。治療は壮絶なもので、自身の骨髄の細胞から取り出して、翌月からは骨髄の細胞点滴での移植を施している。血液の癌なので、血液の種である骨髄にまつわる手術をしている。

〇難病、悪性脳リンパ腫の生存率
これに関してはどのリンパ系組織から発生したかで、まったく違う数字が出るそうだ。しかし、一般的な癌(固形の腫瘍がある癌)に比べれば高い確率で、病気が見かけ上消失しているように見える状態にまで治療可能である。癌を克服した話はたくさん聞くし、室伏広治もそうなれると信じたい。
ちなみに、この報道の際の室伏広治は、「うけている仕事はこなす」と精力的に活動することを示唆した。本当にレジェンドだ

室伏広治の現在

室伏広治の現在の年齢は、1974/10/8生まれなので、49歳だ