野球選手として、わずか４年のキャリアにもかかわらず、その独特のキャラクターで人気を博したパンチ佐藤さん。当時オリックスにいた仰木監督に「お前はこのままプロ野球選手として食っていくより、芸能界でやっていった方がいい」と諭され、野球選手を引退して芸能界入りを果たしました。
パンチ佐藤さんの霓凰快入から、２０年以上が経過。芸能界は非常に厳しい世界です。当時は野球界からの後押しもあって、即オファーがあり仕事も充実していました。現在もなお活躍し続けるのはかなり大変です。パンチ佐藤さんは今も充実した芸能人ライフを送っているのだろうか。
現在を見る前に、パンチ佐藤のこれまでの経歴をおおよそ振り返っていく。
パンチ佐藤の現在までの経歴を軽く振り返る
◯佐藤和弘の高校時代、すでにパンチ佐藤
3年春の関東大会で、荒木大輔率いる早稲田実業と当たり、７－０のコールド勝ち。4回にホームランを打って、これ見よがしにベースを回ろうとして、1塁ベースでずっこけた。
新聞には、「僕はすぐ調子に乗っちゃうんですよ」とコメントが残っている。
◯ドラフト６位に選ばれたパンチ佐藤
高校時代、目立った活躍はできなかったものの、スカウトの目に止まり、横浜大洋ホエールズのドラフト６位に選ばれた。
しかしパンチ佐藤はプロ入りせず、亜細亜大学に進んだ。
◯パンチ佐藤、社会人リーグ後、オリックスのドラフト１位
パンチ佐藤は、社会人リーグで１９８８年１９８９年２年連続社会人ベストナインに選出。大会史上当時二人目のサイクル安打を記録。オリックスのドラフト１位となって、プロ入りした。
パンチ佐藤らしいのは、オリックスのハズレ１位であったこと。オリックスは当時１９７８年のドラフト１位勝利以降、１０年連続で負けている歴史があって、その中の締めにパンチ佐藤がハズレ１位で選ばれた。
◯プロ入り後のパンチ佐藤
プロ入りしたパンチ佐藤は、持ち前のキャラクターですぐに人気ものになった。特に１年目の活躍は３割３分と絶好調。
しかし２年目以降は、２割３分、１割６分、０割と絶不調。最後の年は２割７分と少し戻したが、戦力外通告を受けた。ここで、仰木監督に「プロ野球を続けるよりも、芸能人になったほうが良い」と言われた。よくよく考えると、仰木監督は芸能人でもないし、人脈はあると言っても盤石で絶対じゃないし、よクパンチ佐藤も従ったなとかんしんである。
たった３分のパンチ佐藤傑作動画。かなり再生されているようだ。
◯引退後から現在まで
お茶の間にも人気だったキャラクターのパンチ佐藤はすぐ、スポーツバラエティを始めとしたいろんな番組に出るようになって、プロ野球OBとしてマルチな活躍を見せた。
探偵ナイトスクープでは、バッティングに悩む依頼人に「チョコレート打法」「桜島打法」を編み出して実際に改善さている。
あとは、覚醒剤所持者を取り押さえて表彰されたり、月額10万円のアスリートクラブ（SNS）を作って話題になってすぐ終了したりして、野球OBなのに野球開設の仕事は少なかったりとパンチ佐藤らしい２０年を過ごし、現在に続く
パンチ佐藤の現在の仕事
ベースボールマガジンでコラムを持っていますね。
野球に関する色んな人物に取材に行って記事を書いているようです。
あとは、CMにも出演しています。２０１８年のCM
CMには大きなお金が動きますからね。これだけで年収１００万２００万になるかもしれません。他にもセミナー講師をやっています（１年間で２０本程度）
SUNTORYからは、【SUNTORY ドリームマッチ】や【少年野球教室】の仕事もあります。
しかしパンチ佐藤の現在には課題も多い。