瀬奈じゅんの現在:特別養子縁組の子供たち【結婚した夫、病気】評価実力など、宝塚時代の話

瀬奈じゅんさんは、本当に人気があった男役トップスターであり、宝塚時代は異例中の異例尽くしの元タカラジェンヌでした。瀬奈じゅんさんの宝塚時代の実力評価の話や、現在の話、旦那や子供の話などを見ていく。

スポンサーリンク

瀬奈じゅんはこんな元宝塚:トップスターの中のトップスター。実家は旧財閥の!?【なぜエリザベート役に?その理由も】

瀬奈じゅんさんは、何をやらせても完璧な元タカラジェンヌとして、18年間宝塚歌劇団で活躍されていた方です。

瀬奈じゅんさんの人気は、当時数年間振り返っても他にいないほどずば抜けていたようで、トップスターの中のトップスターと言える方でした。

以下、瀬奈じゅんさんの経歴や評価や実力、当時のエピソードらをまとめていきます

  • 瀬奈じゅんさんがトップオブトップのスターになったのには納得の理由があります。1番は英才教育です。瀬奈じゅんさんは幼稚園のときからバレエを始めました。さらに母親が元月組副組長の有明淳さんと同級生だった経緯から、小学生の時には宝塚公演観劇する機会にも恵まれていたと言います。ただし、バレエの教室に宝塚受験クラスがあったから目指すようになったものの、きっかけはその程度で、入団する前は熱望していたわけではなかったと言います。
  • 瀬奈じゅんさんのご実家は、宝塚創始者の小林家と遠い親戚で、旧財閥の土井家の分家筋なのだとか。しかしこのことを知ったのは、瀬奈じゅんさんが宝塚に入って13年という月日を経て、トップスターになった後だったとか。宝塚にはコネが少なからずあると言いますが、瀬奈じゅんさんがコネでさらに特別扱いを受けていたら、一体どうなっていたのか気になりますね
  • そこからバレエ教室は途切れることなく続け、中学生の時にはバレエ教室の宝塚受験クラスに転属、その後16歳で宝塚音楽学校に入学を果たします。
  • 瀬奈じゅんさんは、出世するまでに時間がかかりましたが、27歳で花組の3番手になると、そこからは早かったです。
  • 瞬く間に人気が出ると、翌年には花組の2番手になりました。トップスターは前面に押し出されるので、もっとも人気があってしかるべきですが、当時の花組は「ツートップ」と称されるほど、花組トップスターの春野寿美礼に並ぶほどの支持を集めていたと言います
  • 瀬奈じゅんさんの評価は、「超高水準」「万人受け」という宝塚歌劇団にとっても、理想の男役でした。実力にいたっては、英才教育に基づいた歌唱力とダンスと演技力を持っており容姿端麗でした。よく「個性があることが重要だ」と言われることがありますが、それは悪い意味で言うと好き嫌いが分かれるということです。瀬奈じゅんさんはほとんどの宝塚ファンから高い評価を得ていた男役でした。
  • そんな男役だった瀬奈じゅんさんがトップスターになる直前には、「エリザベート」にて、ヒロインのエリザベートを演じるという大事件が起こりました。たしかに瀬奈じゅんさんは「風と共に去りぬ」でスカーレットを演じたことがあります。しかしエリザベート役は、長い歴史の中で1度も男役の方が演じたことが無かった役だったので、当時の宝塚ファンは衝撃を受けていました
  • 瀬奈じゅんさんが、エリザベート役に選ばれた理由として最も有力なのが、宝塚歌劇団側の戦略だったのではないかというものです。瀬奈じゅんさんは2005年末には月組トップスターに内定しており、花組で2番手だった頃からその集客力の高さから期待されていたトップスターです。そのトップスターにもっと興味を持ってもらうための戦略として「今まで誰も男役が演じたことがないエリザベートを、次期トップスターが演じる」を実行したのではないでしょうか。事実かどうかは不明ですが、この戦略は見事に当たります
  • 瀬奈じゅんさんは超高水準タカラジェンヌであり、男役による初のエリザベート役もなんなくこなして大好評を得ました。その後は、トップスターとして5年という長期間君臨しつづけました。さらに、当時のことを知る宝塚ファンたちは、「ここ最近のトップスター全員の中でも、ずば抜けて人気だった」と口をそろえて言うほどだったとか
  • さらに瀬奈じゅんさんの経歴は異例尽くしです。本来パートナーのトップ娘役が退団するときには、一緒に退団するものです。トップ娘役の彩乃さんが退団するときには、トップ就任から3年ほど経っていましたし、任期としては平均的です。しかし瀬奈じゅんさんは退団せずに、相手役不在のままトップスターに居続ける異例のトップスターとなりました。そんな例外の措置をほどこすぐらいに、瀬奈じゅんさんを手放したくなかったのかもしれませんね。
  • さらに、翌年には、瀬奈じゅんさんは3度目の「エリザベート」に参加して今度はトート役でした。これにより、「エリザベート」主要3役制覇という史上初の快挙となり、このことは大きく注目を集めてその舞台裏には情熱大陸の撮影まで入っていました。
  • このように、瀬奈じゅんさんは「史上初」や「異例」づくめの経歴となっており、宝塚からなにかと広告塔として扱われていたトップスターでした。
  • 瀬奈じゅんさんの退団公演も、やはり他のトップスターとは一線を画していたそうです。もちろんどのトップスターもすさまじい集客力を持っていますし数百人のタカラジェンヌの中でもずば抜けた人気があるのですが、さすがに平日の大劇場を満席にすることは難しいのです。しかし瀬奈じゅんさんはすべての劇場を満席にする勢いだったといいます。コアな宝塚ファンたちは「平日なら空いてるよねー」と気を緩めていたら当日チケットが買えないみたいなこともあったとか

ただお稽古入りする瀬奈じゅんさんは、他を寄せ付けないオーラを払っており、めちゃくちゃイケメンです

瀬奈じゅんさんの現在:結婚した旦那がイケメン過ぎる【職業】

瀬奈じゅんさんが結婚した男性は、千田真司さん、舞台俳優として活躍されている方です。

 

この投稿をInstagramで見る

 

千田真司[&family..](@shinji_senda)がシェアした投稿

瀬奈じゅんさんと旦那さんの馴れ初めは、なんと瀬奈じゅんさんの宝塚退団後初めてのコンサートでした。

そのコンサートで、ダンサーを務めていたことで顔見知りとなりました。しかしここではそれほど親しくなったわけではありません。きっかけはコンサート終了後でした。公演が終わって、瀬奈じゅんさんが伊勢神宮にお礼参りに行くと、たまたま旦那さんが一緒になったことで親密になり、交際が始まりました。

瀬奈じゅんさんは自分が結婚することはないだろうと考えていたそうですが、千田真司さんとの出会いを振り返って「出会って1カ月で、この人と結婚するかもしれないと思った」と、語っています。

ちなみに瀬奈じゅんさんと千田真司さんは、旦那さんの方が10歳年下であることも話題となりました。

瀬奈じゅんさんの現在:不妊治療で苦しんで、出した子供の結論

瀬奈じゅんさんは、不妊治療でとても苦労した芸能人としても、現在は良く知られています。

瀬奈じゅんさんが不妊治療で苦しんだ原因の1つには、瀬奈じゅんさん自身のスペシャリストな一面があります。

○瀬奈じゅんさん、プロとして誠実すぎて
瀬奈じゅんさんが結婚当時は38歳でした。医学的には高齢出産と言える年齢にすでに入っており、どんどん妊娠できる確率は下がっていきます。瀬奈じゅんさんと千田真司さんは、子供が欲しいと考えていましたが、すぐに妊活を始めることは有りませんでした。

その理由が、瀬奈じゅんさんの仕事です。
瀬奈じゅんさんは宝塚時代伝説的な人気を誇った元男役トップスターです。なので退団後も、スケジュールは何年も先まで埋まっていましたし、結婚当時もそうでした。

しかし子供ができるかどうかはタイムリミットがありますし、仕事を受けているとはいっても、できるだけ早く妊活を始めるのは批判をあぶるようなことでは決してないでしょう。

しかし瀬奈じゅんさんは、長年宝塚を引っ張ってきただけあって、退団後でもプロ意識がありました。「仕事は受けたけど、妊娠したので、この時期はキャンセルしたいです」という結果になるのは、プロとして考えられないと考えました。

その結果、妊活の時期は延びてしまい、ようやくはじめられたのが40歳の頃でした。

○瀬奈じゅんさん、不妊治療の薬で苦しんだ2年半
瀬奈じゅんさんは、妊娠するために積極的に不妊治療を受けました。投与したホルモン剤の影響で、全身のむくみがひどくなって、体重は15kg近く増えてしまいます。

さらに、不妊治療のために、人生で初めて長期間仕事から離脱していたこともあり、精神的な不安も押し寄せていきます。

時間が経つにつれて、どんどん体も心もおかしくなっていった頃に、旦那さんの方から特別養子縁組という選択肢を提示してくれたと言います。

瀬奈じゅんさんは、「自分の子供を育てたいのか」「旦那と一緒に子供を育てたいのか」どっちなのかをよく考えた結果、その提案を受け入れる決断をしました。

瀬奈じゅんさんの現在:2人の子供を一緒に育てる【養子縁組】

瀬奈じゅんさんと千田真司さんの間には現在2人のお子さんがいらっしゃいます。

2018年2月に男の子、2023年4月に女の子を、養子縁組で授かりました。

 

この投稿をInstagramで見る

 

瀬奈じゅん(@junsena_official)がシェアした投稿

養子縁組にはいくつも難しい問題があります。
たとえば、その1つが「真実告知」です。子供の生い立ちについて、両親と血が繋がっていないことなどの真実を、いつかは伝えなければなりません。伝えなければならない義務はなく、生涯伝えないでおく人もいると言います。しかし戸籍を見ればわかることですし、場合によって、子供に孤独感を与えてしまうような難しい問題です。

瀬奈じゅんさんの場合は、生後6か月ぐらいの言葉がわからないときから伝えていると言います。その分、本当の家族、もしくはそれ以上に愛情を注いであげればいい。その結果、息子さんは「ママから生まれたかったなー」と言ってくれたとか。瀬奈じゅんさんの子供たちが幸せそうなのは、その様子を見ると明らかでしょう。

 

この投稿をInstagramで見る

 

千田真司[&family..](@shinji_senda)がシェアした投稿

瀬奈じゅんの現在:舞台にももちろん復帰している

瀬奈じゅんさんの現在の年齢は、50歳(1974/4/1)。

瀬奈じゅんさんは、2017年頃から舞台活動に本格復帰しています。不妊治療中は、「もう自分の居場所はないんじゃないか」とどんどん不安になっていったと語っていましたが、本格復帰以降は以前と一切変わらず年間何本もの舞台を抱えながらコンサートまで開催するという目まぐるしい忙しさを取り戻しています。

>>轟悠さんの退団後の現在【画像】

 

宝塚
スポンサーリンク
スポンサーリンク