スピッツの現在【ボーカル、ギターの人】デビュー当時や凄さも振り返る

スピッツは、とあることでデビュー当時からかなり苦労したミュージシャンだった。

スピッツは、現在ミュージシャンとして活躍しているだけでなく、思ってるよりだいぶどころではないぐらい・・・

スピッツのメンバーは現在、ボーカルの草野マサムネ以外全員結婚している。

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スピッツの現在にもつづく、デビュー当時から伝説的凄さまで、テンポよく【メンバー】

〇スピッツ、デビュー前はマイクをベロベロ舐めてた
スピッツは、東京造形大学で、ボーカルの草野マサムネを中心に結成する。草野マサムネは作詞作曲の才能があったので、バンドとしての明るい展望も見えていた。

あるとき、ブルーハーツの「ひとにやさしく」を聴いた。
草野マサムネはその曲のすばらしさに感動して、それ以上に絶望した。あまりのショックに草野マサムネは打ちのめされて、バンド活動を休止してしまうほど。

その後、再開した後もブルーハーツの影響を抜け出せなかった草野マサムネは、ライブパフォーマンスでさえまねるようになってしまった。マイクもベロベロ舐めてたかもしれない、ブルーハーツみたいに。ライブハウスのブッキングマネージャーにも、「ブルーハーツの真似してても先ないよ」と言われてしまう。

〇スピッツ、メジャーデビューへ
ブルーハーツによって、大きな挫折を味わいながらも、抜群の音楽センスを持っていた草野マサムネは、パンクを捨てるためにアコースティックギターに持ち替えて、1991年にデビューした。デビューシングル「ヒバリのこころ」では、すっかりパンクは鳴りを潜めている。

スピッツはメジャーデビューで喜んで、つぎつぎにアルバムやシングルを出した。そのどれもがオリコン10位にランクインすることができなかった。

メジャーデビューから4年間、スピッツの音楽が世の中に受けないと悩み続けることになる。売れることだけを考えて曲を作っても、いろんな楽曲の方向性を試してみても、何をしても売れない。

ついに草野マサムネは、自分の声のせいなんじゃないかと思い始めた。自分の声が一般受けしないから、どんな曲を作っても無駄なんじゃないか。

売れることを考えすぎてすっかり曲調が変わったことで、ファンからも手紙が来る。「なぜこんなに変わってしまったのか」という落胆の手紙が大量に来た。

そしてロビンソンが誕生する

〇スピッツのブレイク曲「ロビンソン」
ロビンソンは、スピッツの草野マサムネが4年間の試行錯誤の末にたどり着いた楽曲だ。売れることを意識して、なおかつ従来のスピッツの曲となっている。

最高順位は4位と、1位にはなれなかった。ところが、いつまでたってもチャートランク外にならずに、異例の30週連続ランクインを達成、最終的には160万枚にまでたどり着いてしまう。

草野マサムネは現在、「ロビンソン」について以下のように語っている。

「ロビンソンは、いつものスピッツという感じで、地味な曲だと思う。なぜあんなに長く売れ続けたのか、なぜミリオンも超えたのか、当時抱えた疑問の答えは今でもわかっていない」

〇スピッツが売れるために必要だったもの
スピッツは、「ロビンソン」以降、一気に知名度を上げた。
「ロビンソン」から5カ月後に発売したアルバム「ハチミツ」は、170万枚の売り上げとなった。
さらに多くのファンを獲得すると、翌年に発売したアルバム「インディゴ地平線」も140万枚となっている。

草野マサムネの作詞作曲した曲は「ロビンソン」以降に出す曲の多くを評価されるようになっていく。結局のところ、スピッツが4年間売れなかったのは、曲のせいでもボーカルのせいでもない。知名度が無かったからだっただろう。スピッツは、歌手の中でも才能があるのに長く評価されなかった代表例といえる。

〇「空も飛べるはず」売れてなさすぎる

スピッツの現在も多くのファンをもつ名曲「空も飛べるはず」は、7万枚しか売れていなかった。もちろん7万枚もすごいのだが、曲のすばらしさに対して全然売れていなかった。
ところが、ドラマ「白線流し」の主題歌に選ばれたことで再販売を開始、なんと150万枚まで売り上げが伸びることになる。さらにドラマ放送中にリリースした「チェリー」も27週ランクインのロングヒット、160万枚の大ヒットとなった

〇事務所、欲に駆られて、ナイスアシストをしてしまう
スピッツのファンや関係者に「マイアミショック」と呼ばれている事件がある。スピッツは「ベストアルバムを出すときは解散するときだ」と公言していた。
これに困ったのが、事務所だった。ベストアルバムを出さない理由がないのだ。ベストアルバムは誰も損しない手法だった。ファンは買うし、ファンじゃない人もベストなら買う。そして1番売れる。さらにほかの有名アーティストは全員ベストアルバムを出している。事務所は、どうしても出したかった。スピッツは、絶対に嫌だった。

結局、事務所は勝手に出すことにした。スピッツメンバー全員がマイアミに言っている間に話をもっていき、もう後戻りできないところまでつきすすめた。そうして発売されたのが「RECYCLE」だった。当時は公式ページに謝罪文を掲載したらしい。もともと用意していたんだろう。一方でスピッツは本気で解散しようか悩んだらしい。

事務所が金儲けのために独断専行したわけだが、スピッツにはイイことづくめだった。売上は230万枚、普段スピッツの曲を買わない人も購入しているので、これ以降のシングルやアルバムの売り上げも伸びた

現在にいたるスピッツのCD売上枚数は2000万枚。CD印税だけで10億20億とすさまじい額となっている。最低でもだ

スピッツの現在:メンバー

スピッツのボーカル
草野マサムネの年齢は、56歳(1967/12/21)

スピッツのギターの人
三輪テツヤの年齢は、57歳(1967/5/17)

ベース
田村明浩の年齢は、57歳(1967/5/17)

ドラマー
崎山龍男の年齢は、57歳(1967/10/25)

実はスピッツはメンバー全員同い年だ。そしてもうすぐ還暦近い。
音楽業界は現在、移り変わりはとてつもなく激しく、スピッツも例外ではない。還暦も近いメンバーで構成されているミュージシャンでは、はなはだ厳しい世界である。スピッツの現在の活動はどうなのか、そしてメンバーの現在を両方見ていく

歌手
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