1990年代の音楽業界を席巻したロックバンド、スピッツ。
今なお、若者を始めとした多くの音楽ファンに人気があるスピッツの現在だ。今何してるのか。スピッツのメンバー、ボーカル草野マサムネ、崎山龍男、三輪テツヤ、田村明浩それぞれのことや、結婚や年収、死亡、病気などの検索ワードに関することもさらっていく。
その前に、スピッツの伝説的な昔の活躍について、軽く振り返っていこうと想う。
スピッツの現在にいたる懐かしい伝説的な昔【メンバー】ボーカル草野マサムネなど
○ブルーハーツに打ちのめされるスピッツのボーカル草野マサムネ
最初の頃のスピッツは、ブルーハーツに打ちのめされた。
打ちのめされたのは、スピッツのほぼすべての作詞作曲を担当しているボーカル草野マサムネだ。
草野マサムネは、ブルーハーツの「人にやさしく」を聴いた時、衝撃を受けた。自分が求めていた音楽の到着地点に、すでに人が立っていたからだ。ブルーハーツの「ひとにやさしく」が、草野マサムネの音楽性と合致しすぎた。ロックバンドでは珍しい一人称「僕」も、ブルーハーツを皮切りにしている。スピッツの一人称も僕だ。「このままでは二番煎じになってしまう・・・」と活動を休止して、再会してからもしばらくブルーハーツの影響が抜けなかったらしい。そしてたどり着いたのが、アコースティックギターのロックスタイルだ。
オリコンチャート入りが出来ず、自分の音楽性よりも売れることを何より考えて曲を作った時期もあった。色んな楽曲の方向性も取り入れて、それでも売れず、草野マサムネは自分の声に自信をなくした時期もあった。「自分の歌や曲は、一般受けしないんだ・・・」ネガティブな声が、ずっと這い寄っていた。
売れることを意識しすぎて、曲調がガラッと変わり、既存のファンすらいなくなったこともあった。ファンからは「なぜ、スピッツ変わってしまったん?」と1通2通どころでない大量の手紙が届いたとか。
○スピッツのロビンソン、中空ロング飛行でミリオン超え
ロビンソンは、草野マサムネ苦節4年間の試行錯誤の末にたどり着いた楽曲だ。
とにかく売れることを意識して作ったという方針は変わらず作曲したロビンソンは、最高位4位なのに30週以上連続ランクインの超ロングセラーでミリオン超え、160万にまでたどり着いた。
苦しみの末に生み出したロビンソンについて、現在の草野マサムネはこう語る。
「ロビンソンは、いつものスピッツという感じで、地味な曲だと思う。なぜあんなに長く売れ続けたのか、なぜミリオンも超えたのか、当時抱えた疑問の答えは今でもわかっていない」
○スピッツ、「ロビンソン」から急上昇
「ロビンソン」によって、一気に知名度を上げたスピッツの勢いは凄かった。
ロビンソン発売から5ヶ月後(ロビンソンはまだランクインし続けている)に発売されたアルバム「ハチミツ」は、169万枚の売上だ。このアルバムは売れただけでなく非常に好評で、翌年発売されたアルバム「インディゴ地平線」もミリオン超えを果たした(134万枚)
○1996年、「空も飛べるはず」と「チェリー」がミリオン超え
フジテレビの木曜劇場ドラマ「白線流し」で、1994年発売のスピッツ「空も飛べるはず」が主題歌となった。
当初は売上枚数7万枚程度だった「空も飛べるはず」は、再販売で再ヒットし、148万枚の売上まで伸びた。さらにドラマの放送中に発売した「チェリー」も27週ランクインを果たして160万枚を超える大ヒットとなる。
○スピッツ売れすぎて、事務所が欲におぼれる。が・・・
「ベストアルバムを出すときは解散するときだ」と公言していたスピッツ。
しかしベストアルバムを出せば売れること間違い無しのスピッツだ。ベストアルバムを出したい事務所は、スピッツのメンバー全員がマイアミに言っている間に話を進めて、売るしかない状態にしてしまった。これがスピッツファンや関係者の間でささやかれている「マイアミショック」だ。スピッツは本気で「解散しようか・・・」と悩んだというし、ベストアルバム「RECYCLE」の発売時には公式ページに謝罪文を掲載した。
一件ひどい話で、実際ひどい話なのかもしれないが、ベストアルバムを出した結果、230万枚を超える売上を果たし、スピッツ自体も再浮上、数カ月後に販売したシングル「ホタル」は売上22万枚を超えた。1年後の「遥か」も31万枚だ。
現在にいたるスピッツのCD売上総数は2000万枚。CDの印税は10億20億とすさまじい額となっている。もっとかもしれない。
スピッツの現在【メンバー年齢、ボーカル】草野マサムネ,三輪テツヤ,田村明浩,崎山龍男【年収は?病気は?死亡?】
ボーカル草野マサムネの年齢は、55歳である
ギター三輪テツヤの年齢は、55歳である
ベース田村明浩の年齢は、55歳である
ドラマー崎山龍男の年齢は、55歳である
スピッツの年収や、メンバーの病気や死亡らの検索ワードに関する話もする