ガチンコファイトクラブ5期生 伝説の田中潤(たなかじゅん)
田中潤は伝説になっているので、顔画像すらない。
まさに伝説。もはやいなかったのかもしれない。
しかし田中はたしかにいた。
ガチンコファイトクラブは全5期続いた。その5期の中で、もっとも嫌われていたキャラクターは誰だと言われたら田中だろう。
「スーパースター梅宮くんを出せ」
「梅宮、あれ、弱すぎっぺ」
「え、前に出ろ? 嫌っすよ。どうせ殴るんでしょ。俺ホストなんで、顔傷つけられたくないんすよ。商売道具なんで」
竹原慎二をひととおり煽った田中はタバコを吸い出した。喋りだして30秒後にはもう伝説になっていた。
そしてビンタを食らった。
「いったぁぁあ・・・・・・」
騒動後、竹原の指示によって、梅宮とスパーリングをすることになる。田中は言った。
「嫌っすよ」
「俺、素人っすよ」
「リ◯チになっちゃうじゃん」(リウマチではない)
「アイツラみたいに、テレビの前で恥ずかしいところ見せたくないんすよ」
「喧嘩じゃ負けねえんだけど! ボクシングだったらわかんないからさ!」
全国にかっこ悪い姿を全く晒したくない田中。
しかし何故か急に、「よっしゃ、やってやるよ」田中は奮いたった。スーパースター梅宮とのスパーリングを受けたのだ。やったぞ田中、行くんだ田中!
そして田中は瞬殺された。2秒だ。
しかし田中潤、根性はあった。ボコにされて竹原にリングから降りろと言われるも「勝負はこれからっすよ」と、スパーリングを続行。最後は梅宮に対して、見事な飛び蹴りを披露してスパーリングを終えた。
全国にむけて、誰よりもかっこいい姿を晒し散らした田中は、放送から消えて、伝説となった。
田中の最後のセリフは、「喧嘩に手段なんてねえんだよ」
たった1回の参加ながら、彼の立ち回りに、番組は大いに盛り上がった。だからこそ僕が1番好きなキャラクターをあえて言うなら山中司だろう。田中?誰ですか?
その後の5期生 田中潤の消息は不明である。2016年以降の話だが、錦糸町でなんやかんやしているという話を聞いた。ホストクラブを経営しているのかもしれないし、ホストになったのかもしれない。
ファイトクラブ生の交友関係が広い1期生の網野泰寛も全く触れない男である。多分あったことすらないのかもしれない。あえて言うなら伝説になった。伝説になってどっかで元気にやってる。
ちなみに、田中潤は女性人気が高かったらしい。
まじかよ、アレでも女の好感度が存在するってどういうことなんや。イケメンが真の意味で嫌われるには、全国地上波でブリッジしながらう◯こ漏らすぐらいしか無理なようだ。
田中潤くん、ヤラセ要因だった?【ガチンコファイトクラブ5期生】
ガチンコファイトクラブ5シーズンの中でも、最も好感度の低い男であるが、その本当の姿は、ヤラセ要員であったことがわかっている。
ガチンコファイトクラブ5期生、伝説の田中は、ガチンコファンからすれば、ガチンコファイトクラブ最弱の男としての地位を確固たるものにしているが、それはテレビ側の演出であった。
田中くんは番組内で「俺、ホストなんで」と言っており、実際は「芸能プロダクションアルバイター」であることが明らかになっている。
梅宮成哲イケメンも、参加当時は役者だったことを考えると、やはりガチンコファイトクラブの主役人は、最初っからすっごい仕込みが入っているのは定番らしい。
続いて、田中潤の本当の性格の話とか
田中潤の本当の性格
人づての話である。田中潤にあったことがある人はこういった。
- 明るい人だった
- 話したことあるけど、あんな失礼なこと言う人じゃないよ
- いい人だった
- 直接あったらイケメンだったしいいやつだった
ピピピ、ヤラセセンサー始動、ピピピ。
ガチンコファイトクラブ5期生、うーん、これは演出です。
5期生ともなるとヤラセ祭り【ガチンコファイトクラブ田中潤】
5期生のオーディションでは、いつもと空気が違った。初っ端から、国分太一に「お、かっこいい」と冷やかしの声をかけて、竹原慎二が来てもヘラヘラと笑った。
偽ホスト、真芸能プロダクションアルバイターの田中は、とにかく台詞を覚え込まされて、タバコを吸ってくださいとか、挑発してくださいとか、竹原慎二の怒りを煽るように仕向けていた。
田中の言葉に、「それ賛成」とか乗っかるサクラもいた。「うーめみや!うーめみや!」とコールをするのも注文通りだろう。
ガチンコファイトクラブでは、ヤラセをすればするほど数字が取れていた現象が起こっていたらしいので、もうヤラセ中毒がおきていたと言ってもいいかもしれない。面白いから僕はスキ。
田中潤が「ガチンコ!」にとどめ刺した説
田中の経歴が明らかになったとき、ガチンコファイトクラブは一切その事に触れなかった。
「ホストだと言っていたのに、芸能プロダクションアルバイターである」なんてバレたら困る。つまり5期生 田中は伝説になったので、全く触れなかったわけだ。
その結果、ガチンコファイトクラブが、ヤラセだという疑惑が一気に膨れ上がったと言ってもいい。週刊誌でも取り上げられた。
さらには、ガチンコ!はネタ切れ感もあって、ファイトクラブも同じことの繰り返しであった。ナレーションはどんどんくどくなっていった。コッテコテだ。
初期ナレーター「自分がボクシングだと思ってやってきたことが、しょせん喧嘩の延長だと思い知らされる(実際、思い知らされた)」
終盤ナレーター「俺を見ていてください竹原さん。ファイトクラブをなめた奴らは全員、俺が血祭りにあげてやる。竹中はそう叫ぶかのように必死に食らいついた(叫んでない)」
だいたいこんなかんじだ。もう無理やり観客を盛り上げようとしていた。
そこに田中がホストでなく、芸能プロダクションアルバイターであったことがバレたわけだ。ガチンコファイトクラブがおわり、ガチンコも終わった。もはや、田中がガチンコを終わらせたと言っても過言ではないだろう。
さすが伝説の田中。ガチンコファイトクラブを終わらせた男。しらんけど。
おわり
