トムキャット歌手「松崎淳美」の昔。現在にいたる若い頃を振り返る【tomcatボーカル】素顔の画像も
○TOM★CAT、ボーカルTOM、松崎淳美
ボーカルの松崎淳美の芸名TOMから、「TOM★CAT」の名前になった。松崎淳美は男なのか女なのかという疑問を持つ人がいるが、ちゃんと女である。TOMという芸名や中性的な声という面から男だと思っていたけっこういるらしい。上のTOM★CATの画像を見てみよう。喉仏が出ていないことから、女性であることがよく分かる。
○TOM★CATグランプリ獲得でバズる
TOM★CATの「ふられ気分でRock’n’ Roll」は、ポピュラーソングコンテストでグランプリを獲得して、そのままのいきおいで武道館にて行われていた世界歌謡祭でもグランプリを獲得。ポニーキャニオンでメジャーデビューを果たした。
名曲である。音声も画質も悪いが、700万以上再生されている上に、評価も天井だ。コメント欄を見ると、やっぱりいるのが回顧マン。昔のほうが凄いねって、気持ちはわかるけど、今の歌手も凄いよ。そういう気分に箚せられるほど、TOM★CATの「ふられ気分でRock’n’ Roll」は名曲だってことなんだろう。僕らが30年後、若者たちに「メッシのほうが凄い」って言いたくなるようなものだろう。
○TOM★CATがどれぐらい凄いのか
全国的に流行ったのは、2つの曲だけだろう。
1つは「ふられ気分でRock」もう一つは、北斗の拳の「Tough boy」
しかしそのたった2曲だけで、今なおTOMCATの曲を聞いている人がいるし、カラオケで歌う人もいる。
大きなサングラスを見ると、TOMCATとネタにする人もいる。それほど親しまれていた。ちなみにTOMCATのボーカルをあった人曰く、非常にフランクな人らしく、芸能人だった人っぽくないそうな。
○TOM★CAT、活動はわずか3年で事務所を離れる
今なお名曲と語り継がれる「ふられ気分でRock’n’ Roll」を出したTOM★CATは、時代が早すぎたのか、シングルオリコンも4位→13位→61位と右肩下がり。アルバムも1本目のみ17位となって、やはりあとは売れることがなかった。結果、事務所からの支持を受けることができなくなったのか、1987年に事務所から抜けて自主運営を始める
○その後は、ソロ活動、曲提供を行うTOM★CAT
TOM★CATのボーカル、キーボードの松崎淳美としては、あまり売れてはいない。しかしながら作詞作曲の才能があったので、久松史奈や森川美穂らに曲の提供をするなど、作詞作曲の仕事はしていたようだ。
○TOMCATの素顔の画像【松崎淳美】
TOMCATは隠しているのかと思ったが、全然隠していなかった。歌手をしている当時からサングラスを外してカメラの前に立ったことは何度もあるようだ。
ちなみに、今だと、TOMCATのサングラスには意味深なイメージがあってなにか特別な理由があるんじゃないかと思う人がいるようだ。しかし1980年代ではあのサングラスがかっこいいサングラスで、オシャレなサングラスで、いかしたサングラスだったという。
トムキャット歌手の現在【tomcatボーカル】画像
歌手トムキャットは、現在60歳である。
○トムキャット歌手の現在①
「あの人は今」系のテレビに出たときには、自分のことを「一発屋」とニコニコしながら語り、極めて印象の良い女性であった。ネットで「とても気やすいフランクな人だったよ」というのは、本当だったと確信できる。
彼女はじゃあ何をやっていたのかと言うと、鉄工所で溶接の仕事をしていた。
理由は、鉄を使って家具を自分で作りたいとと修行するために鉄工所に来たら、おもいのほか居心地が良くて長居をして、ずーっと働いていたらしい。やはりアーティストとして売れたこともある人ですから、独特の感性を持っているのかもしれない。
○TOM★CAT歌手の現在②
現在もなお鉄工所で溶接の仕事をしているかと言うとNOで、現在は歌に関するお仕事「作詞・作曲ら」をしながら、悠々自適に暮らしているらしい。ほとんど趣味レベルなのかもしれない。
「鉄の家具を作りたい!」
「せや、溶接できるようになろ」
鉄工所に行って「しつれいしまーす」
150cm以下の小柄な体型で、こういうことが楽しく出来てしまう人ですから、今も楽しく過ごしているものと思われる。年齢的にも60歳だし、そりゃそうか。
おわり